今日は午前中、菩提寺と墓参りに行ってきました。
親父がなくなってちょうど2年です。
仕事はその当時珍しい男性看護師をしており、退職してからは自分が亡くなった時は篤志献体をすると決めていました。
私も専門学校時代、解剖実習でありがたくも篤志献体のご遺体で勉強させていただきました。
なので篤志献体は本人と家族の同意がいるのですが全く問題なく進みました。
親父が亡くなった時も、大学に連絡したらすぐにお迎えをいただき、役所等の手続きも大学の先生方がスムーズに済ましてくれました。
その時にお聞きしたのですが、やはり大都市でない県は篤志献体の確保に苦労されているそうです。
私の菩提寺でも、今の住職になられてからの篤志献体ははじめてのケースだそうです。
親父の場合はお通夜も葬儀も行わず、親戚などには篤志献体を行ったことを書類でお伝えしました。
お寺と相談し、戒名と位牌は作って頂きました。
とりあえずそういうものがないとなんだか亡くなったという実感がないものですから。
しかるべき仕事を終えた後、火葬してお骨は家族に引き取られます。
親父のお骨は約1年半後に戻ってきて墓に埋葬されました。
もちろんそれまでの間の法事は(四十九日、初盆など)通常通り済ませるのですがコロナの関係もありますので参加者は最小人数でした。
先日は医科大学で篤志献体をされた方の合同慰霊祭も執り行われました。
医科大学からは担当された先生の自筆のお礼状をいただいたり、ご丁寧なご案内をいただき大変感謝しております。
そんな話をいろいろ思い出しながら、今日の午前中をお寺で過ごしたわけですが、お寺に面白いものがありました。
スズメバチのでっかい巣!
ずいぶん高いところにあるので、これくらいの距離感では人に危害を及ぼす事は無いようです。
ちなみにこの巣はワンシーズン限りだそうで、5月位から作り始めて現在この状態です。
そして来年はもうこの巣を使わないようです。
それからこんなのもありました!
なんと桜が咲いていました😵😵
住職にうかがうとこの時期毎年咲いているそうです。
帰り道、橋の上から川面を覗いたらとてもきれいでしたよ😊