皆さん覚えておられます?
2019年6月金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」の報告書で、長寿化に伴って蓄えが寿命より先に尽きる可能性を指摘。
これで国民が
え〜〜〜!
マジか!(@_@;)
てなったので麻生さんが急に言い訳にまわった話です。
総務省の家計調査のデータを使った試算と年金暮らしの高齢夫婦だと年金だけでは生活費が月約5万円足りないと指摘していました。
不足額を老後の20~30年間まかなうために、1300万~2千万円の蓄えが必要になる試算したのです。
いや、私の場合は5万ではとても足りません。
国民年金は少ないです!
これは多分真実でしょうけど
ありますかこれだけの蓄えが?
2018年9月に国税庁が発表した「平成29年分民間給与実態統計調査」によれば、1人当たりにおける年代別の平均年収が出ています。
一般的な目安で、給料から社会保険料・所得税・住民税が引かれるので、平均年収の8割ほどを手取り額と考え、1人当たりにおける年代別の平均手取り額を算出すると、次のようになります。
<年代別平均年収・平均手取り額>
年齢
平均年収
平均手取り額 と並べています。
20~24
262万円
209万6,000円
25~29
361万円
288万8,000円
30~34
407万円
325万6,000円
35~39
442万円
353万6,000円
40~44
468万円
374万4,000円
45~49
496万円
396万8,000円
50~54
519万円
415万2,000円
55~59
516万円
412万8,000円
※国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与
ご自分や自分のご家庭と比較してみて下さい。
いやいや、こんだけもらえている人はほとんどないような気がします!
また、厚生労働省が発表した「平成28年国民生活基礎調査」によれば、2016年度の1世帯当たり世帯主の年代別平均貯蓄額と、年代別平均借入金額は次のようになります。
<年代別平均貯蓄額・平均借入額>
年代
平均貯蓄額
平均借入額
29歳以下
154万8,000円
263万4,000円
30~39歳
403万6,000円
865万7,000円
40~49歳
652万円
862万1,000円
50~59歳
1,049万6,000円
581万6,000円
住宅ローンや教育ローンなどで働き盛り年代の平均借り入れ額が多くなり、いわゆる「債務超過」で日々生活しているという綱渡りをやっている状態です。
これだから我々庶民はできるだけ消費や交際・文化活動を減らさなければいけなくなります。
結果それが景気の悪循環につながっていくわけです。
無駄遣いを減らすのはもちろんですが、生活の質まで落ちていってしまいます。
さてどうすればお金が溜まっていくのでしょうか?
神様、仏様!
どなたかぜひ良いアイデアを授けてください!