hayatouriの日記

はやとうり の独り言

島田紳助の成功哲学が面白い

 

もうすでに芸能界を引退している島田紳助さん。

 

例の事件は皆様がよくご存知なので触れません。

 

私が彼についてすごいと思うのは、どうすれば売れるかということを本当に論理的に真剣に考え実行した結果があそこまでの成功体験を作ったということです

 

彼の理論はほんとに独特です。

 

漫才で売れるために先行していた人気漫才B &Bの漫才を徹底的に研究したといいます。

 

関口宏さんが多くの番組司会で活躍しているのを見て、特徴をつぶさにメモしてノートを何冊も作ったといいます。

 

「俺は関口宏になる」というのが当初の目標だったようです。

 

つまり番組の司会で成功することを目標としたのです。

 

私が特に面白いと思ったのは才能と努力の掛け算です。

 

どうしたら成功するか?

 

才能×努力

 

この計算方式を彼は考えました。

 

才能のランクには0から5まであります。

努力のランクにはやはり0から5まであります。

 

例えば

才能1 ×努力5 = 5

才能5 ×努力5 = 25

 

というように考えればどちらが成功に近いか分かります。

 

ではその才能そのものをどう考えるのか?

 

才能で、例えば「走る」事は2であっても「泳ぐ」事は5の場合があるとします。

 

共に努力の値を4としましょう。

 

前者は8、後者は20となります。

 

がんばって努力をしてもその方向性を間違えれば成功しないのです。

 

この場合、島田紳助理論では「走る」で勝負をしてはいけないのです。

 

たとえ自分が走ることが好きであっても、この分野では成功することができないのです。

 

あくまで自分をよく分析し、自分の強みを生かすために努力をする方が成功するのです。

 

この考え方に私が共感するのは「自分の頭で考える」ことがとても大切であるという点です。

 

そして長所も短所も含めて、自分を客観的に見ることを日ごろから訓練していなければ正しい評価ができません。

 

以前中国人の女性の方とお話ししたことがあります。

 

この方は中国の大学を卒業した後、日本の国立大学大学院を卒業しました。

 

初対面のご挨拶で、自分の経歴と自分の得意とする分野(例えば英語が堪能)、将来のために今何をやっているのかをすらすらと話してくれました。

 

正直驚きました。

 

なかなか日本人ではお目にかかれないような自己紹介でした。  

 

ですが、やはりすごく印象に残っています。

 

自己評価は非常に難しいですが、時々はやってみたいと思います。

 

皆様もいかがでしょうか?