さてお正月も近づいてきたところで今回のブログはお寿司の話です。
皆さんお寿司大好きじゃないですか?
寿司の種類としては、以下のものがメジャーです。
握り寿司
巻き寿司
押し寿司
ちらし寿司
棒寿司
いなり寿司
手巻き寿司
軍艦
調べてみますと「寿司」の表記は3つあるみたいです。
寿司
現在、最もメジャーな表記です。江戸時代に縁起担ぎで作られた当て字が由来となっており、ネタや種類に関係なく使うことができるため、一般的に広く用いられています。
鮓
3種類のなかでも、最古の表記である「鮓」。元来は発酵させて作るすしという意味であり、「酸し(=酸っぱい)」という、すしの語源を継承したものです。
鮨
「鮓」の次点で古い表記です。江戸前系のすしで用いられることが多く、それ自体を指す意味も併せ持っています。
よく「江戸前寿司」といいますけども、実は寿司は江戸でできたのではなくもともとは山岳地方の保存食として生まれたようです。
なれ鮨は奈良時代には朝廷への貢物として献上されたと記述があります。
米酢が一般化した江戸時代中期には、発酵させる必要のない「早寿司」が誕生。待たずにすぐ寿司を食べられる時代の訪れです。
さらに江戸時代後期になると、握り寿司が考案されましたが、おむすび並みの大きさであったため、いつからか一貫を2つに切り分けて食べるようになりました。
2つあるのに元々一貫なんですね。
1皿に2貫盛る現代のスタイルは、当時の名残なんですね。
ちなみに江戸時代の寿司屋のスタイルは「屋台」が中心です。
このスタイルは昭和の時代まで続きましたが、衛生上の問題があるとの理由で禁止されました。
江戸前寿司が全国に広がるのは、関東大震災がきっかけだと言われています。
関東の多くの寿司屋さんがお店を失う中で、地方に出て行ったり出身地に帰ったりしたようです。
今のようなスタイルでネタが乗るのは、やはり冷蔵設備が発達してくる大正時代以降です。
昭和の時代に屋台の寿司店が禁止されて、お寿司屋さんの店舗は一気に減りました。
つまり少し高級になり庶民はめったに口にできなくなったのです。
ところが昭和33年(1958年)に日本初の回転寿司が大阪に誕生しました。
これをきっかけに皆さんご存知の通り回転寿司チェーンの目覚ましい発展があったのです。
ついでなので寿司業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)を貼り付けております!
順位
企業名
売上高
単位:億円
1
スシローグローバルHD
2,049
2
くら寿司
1,358
3
カッパ・クリエイト
648
4
元気寿司
382
5
アトム
321
6
魚力
320
7
ジー・テイスト
197
8
銚子丸
177
9
魚喜
108
10
小僧寿し
61
どうです?
そろそろお寿司が食べたくなってきたのでは?
つづく