「キラキラネーム」という言葉はご存知でしょう。
現在名づけに使えるのは戸籍法で常用漢字で2136字と人名用漢字863字の合計2,999字だそうです。
しかし戸籍に届けるのは漢字のみで読み方の届けはありません。
キラキラネームは1990年代から多くなりましたが、その難読名をつけているのは団塊ジュニアの世代だそうです。
戦前・戦中派→団塊世代→団塊ジュニア世代というように漢字の意味を深く考えて名前をつける世代からだんだんと様変わりをしてきました。
現在は「漢字」の意味から「感字」が名前に使われるようになり、読みを重視する軽くライトな名前が多くなったわけです。
もちろん我が子の名前にいろいろな願いや希望を込めてつけているわけですが、古い世代から見ると「なんちゅう名前やねん」となったりするわけです。
私も自分の子供が生まれた時に名前をつけた経験があります。
その時に考えたのは、
①小学生でも書きよい
②声に出して呼びやすい名前(鼻濁音が入らない)
③漢字の意味
の3点でした。
実は私は苗字も変わっているし、名前も3音で「○○み」と音だけ聞けば女性か男性かもわかりにくい名前です。
なので初対面の方には名前の読み方の説明からしなければいけないことがずいぶんありました。
学生時代は、担任が変わるたび必ず名前の読み方を聞かれていました。
とりあえず氏は選べないので、下の名前だけはわかりやすいようにつけたいと考えました。
(正確には氏の変更も家庭裁判所でできるようです)
今は亡き私の親父は自分で名前の変更しています。
戸籍上の名前の変更はできるのですが家庭裁判所の資料によれば
「正当な事由によって,戸籍の名を変更するには,家庭裁判所の許可が必要です。
正当な事由とは,名の変更をしないとその人の社会生活において支障を来す場合をいい,単なる個人的趣味,感情,信仰上の希望等のみでは足りないとされています。」
となっております。
親父がどういう経過で名前を変えたのかは大体わかります。
ここでは取り上げませんが、戸籍を見ても親からもらった名前がちょっとこっぱずかしい名前だったのです。
私でも嫌ですね〜〜🤣
気持ちはわかります!
さて「キラキラネーム」の反対語に「しわしわネーム」があります。
ご存知でしたか「シワシワネーム」!
これはいわゆるオーソドックスな男女がわかるような○○男・○○子とか○○代・○○也みたいな名前を指します。
「キラキラネーム」でどんな読み方をするのかわからない子どもたちの名前が増えています。
ほんの一部をご紹介します。
男
あだむ
心姫
はあと
紅葉
めいぷる
桃花
ぴんく
夢姫
ぷりん
天音
そぷら
奏夢
りずむ
愛翔
らぶは
愛羅
てぃあら
一心
ぴゅあ
皇帝
しいざあ
翔馬
ぺがさす
愛莉
らぶり
絆琉
ほたる 他
七音
どれみ
純羽
てんし、あやは
碧空
みらん
希星
きてぃ、きらら
美音
りずむ、めろでぃ
姫奈
ぴいな
星来
てぃあら、らら
七海
まりん
大陸
あーす 他
心人
はーと、あいと
今鹿
なうしか
琉絆空
るきあ
黄熊
ぷう 他
爽斗
みんと
星凛
きらり、あかり
唯希
いぶき
輝星
べが、だいや
苺愛
いちあ、べりーあ
華琉甘
かるあ
蓮乃純
れのあ
月花
るな
旦陽
あさひ
火星
まあず、じゅぴたー
望天
みそら、のあ
どうですか^_^
私の予想をはるかに超える読み方でした💦
皆さんはこの「キラキラネーム」をどうお考えになりますか?