12月18日、悲しいニュースが飛び込んできました。
歌手の神田沙也加さんがホテルの窓から転落死しました。
芸能ニュースなどこの話で持ちきりですが、今のところその動機等は明らかになっていないみたいです。
一部の報道では神田さんが喉の調子を気にしていたと公表されていましたが。
彼女の伸びやかな透き通る声は、天が与えた素晴らしい才能であり宝物でした。
ミュージカルでも、声優・歌手としても活躍中で誰もこのようなことが起こるとは想像していなかったと思います。
心からご冥福をお祈りしたいと思います。
私の場合こういったケースで思い出すのは、岡田有希子さんのことです。
岡田 有希子さんは1984年にデビューしたアイドル歌手で、タレントや女優としても活動されていた女性でした。
実際私の年代はテレビで彼女の活躍をよく見ていました。
歌手デビュー後はサンミュージックの先輩・松田聖子さんと比較されるようになってしまいます。
「岡田有希子」ではなく「ポスト松田聖子」と言われるようになってしまいました。
狭い芸能界ですからどこかでつながりがあるのでしょうが、なんとなく因縁めいたものを感じてしまいます。
岡田有希子さんの自殺は、自身のコンサート『Heart Jack』が開催されている中での出来事でした。
『東京、名古屋、豊橋、鶴岡、大阪』を回る予定の中、一番最初の東京公演がスタートして3日後の1986年4月8日に起きました。
ここまでの流れを見てみると、
公演の最中であること
飛び降り自殺
と・・・神田沙也加さんが亡くなった状況とかなり近いので、事件の内容だけでも岡田有希子さんの名前が浮かぶのはわかるような気がします。
そして有名人でこういう事件が起こると、やはり心配なのは社会に対する影響です。
世の中には辛い経験をしたり、健康問題や苦しい生活環境の中で自ら命を絶ってしまう多くの人たちがいます。
令和2年の自殺者数は21,081人となり、対前年比912人(約4.5%)増えています。
詳しい統計はこちらを
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マスコミの報道のあり方も問われると思います。
すでに父である神田正輝さんや母である松田聖子さんへの取材合戦が始まっています。
ご遺族の心中お察し申し上げます。
マスコミはしっかり節度とルールを守った取材を心がけて欲しいものです。