報道番組を見ていると、現場からの中継っていうのがよくあります。
災害や犯罪などの現場にレポーターが行き、スタジオと繋いで状況報告するというものです。
その言葉遣いの中で私だけ感じているのかもしれませんが気になる言葉があります。
接続詞とでもいうのでしょうか。
「それでですね、〇〇さん!」って聞いたことありませんか?
「それでですね!」て変だと思いませんか?
例えば
「現在リポーターの〇〇さんが現場にいますのでつないでみたいと思います」
「私は今、台風の暴風圏に入った〇〇におります。叩きつけるような強い雨が降っています。私は現在安全なところに避難しておりますが、ご覧のように街路樹が時折激しく揺れています。
それでですね、〇〇さん!現在〇〇では住民の方の避難が続いています・・・」
のようにスタジオのメインキャスターに呼びかける場合などに使われています。
多分これからしゃべることを強調したいがための「接続詞」なのでしょうがこれが度々繰り返されると耳障りに聞こえます。
言葉は変わっていきますが、私は古い人間なのでしょうか使われ方が気になることもありますね。
短縮言葉も気になることがあります。
これはまた次の機会に譲ることにしましょう。
言葉遣いといえば、以前クラブのナンバーワンのホステスさんのお話を読んだことがあります。
まずはお客さんの名前と顔を頭に叩き込むことが大事だそうです。
お客さんの立場でいえば、2回目にお店に入った時、名前と顔を覚えていてくれる事はすごく好感度が上がります。
それと会話の中では、「あいづち」の基本があると言うのです。
あいづちの基本は「さしすせそ」だそうです。
どうやらこれは心理学でも実証されているようです。
それは・・・
さすがですね
知りませんでした
実力ですね
すごいですね
すてきですね
センスがいいですね
絶対~ですね
そうですね
それはすごいですね
これはさすがにホステスさんという接客業で、相手が男性という設定ですが、要するにお客さんを肯定し受け入れるというテクニックですね。
一応知っておくと使える場面が出てくるかもしれません。
「あいづち」には以下の5つの内容があるといいます。
1 同意
「はい」「ええ」「なるほど」など。うなずくなどの動作も含まれます。
2 感嘆
「へぇ~、そうなんですか!」「すごいですね~」「驚きです!」など。目を丸くするなどの動作も含まれます。
3 疑問
「そうなんですか?」「本当ですか?」など。眉をひそめる、首をかしげるなどの動作も含まれます。
4 話をうながす
「それで、どうなりました?」「もっと教えてください」など。テンポの早いうなずきなどの動作も含まれます。
5 自分の意見
「私もそう思います」「私は逆ですね」など。
これらを上手に使う事は「聞き上手」の基本ともいえます。
簡単そうでなかなか難しいですがすこしでも近づけるようになりたいですね。