hayatouriの日記

はやとうり の独り言

感振ブレーカーを取り付けました!

感振ブレーカーを取り付けました!

 

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平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、地震により293件の火災が発生しました。
 
その被害は焼損面積が80万平方メートルを超え、死者6,434人のうち焼死が死因の12.8%を占めるなど、多くの方が火災により亡くなっています。
 
また、平成23年に発生した東日本大震災では、地震の揺れや津波により、330件もの火災が発生しました。


さらに、地震による火災は、地震直後や停電後の通電再開後に発生することが多く、大規模な火災に発展する可能性があることからも、各家庭においても火災を未然に防ぐことが重要となります。
 
地震による家屋の倒壊や家具の転倒により、ガス管や電気配線が破損したり、ストーブなどの暖房器具に可燃物が接触することにより火災が発生します。


また、地震による停電が復旧した際、スイッチが切れていない電化製品が通電状態となり、火災となる通電火災も多く発生しています。
 
そこで自宅と治療院に感振ブレーカーを設置(取り替え)しました。
 
具体的にどういう機能があるのかといいますと、震度5相当の揺れを感知するとブザーが鳴り出します。
 
そして揺れを感知してから3分後に主幹漏電ブレーカーを自動的に遮断します。
 
また地震の揺れを感知した後3分以内に停電が発生した場合、次回の電流復旧時に主幹漏電ブレーカーを自動的に遮断します。
 
大きな地震になれば避難のために自宅を離れることもあるでしょう。
 
どれだけ後になるか分かりませんが電気が復旧した時に、壊れた電化製品にスイッチが入ることなども避けることができます。


避難から自宅に戻った時など、転倒した電化製品などの安全性を確認した上で問題がなければブレーカーを手動で元に戻します。


またこのブレーカーは落雷時にも作動するようになっています。


もちろんこれらの機能があるからといって100%安全というわけではありませんが、何よりも備えが大事です。


今回は本格的にブレーカーごと取り替えましたが、現存するブレーカーに(タイプにより不可があり)簡単に取り付けられる簡易タイプもたくさんあります。


ほとんどの地方自治体はこの簡易タイプの設置促進のための補助金を出しています。


皆さんもぜひ感振ブレーカーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。