日本の外務省によると世界には195カ国があります。
ここに日本が含まれて196カ国という計算になります。
日本政府が国家として承認していない北朝鮮はこの数に含まれません。
現在ロシアのウクライナへの侵略が続いていますが、おそらくロシアの行為を正当化できる国家は世界中にないでしょう。
国連総会のロシア非難決議も141か国が賛成、35か国が棄権、5か国が反対となりました。
国家と国家の対立でしばしば戦争が起きます。
しかし今回の戦争は明らかにロシアの侵略戦争です。
一日も早い停戦が求められます。
それではそもそも国家とは何でしょう?
国家(こっか、英: state)とは、一定の領土と国民と排他的な統治組織とをそなえた政治共同体を指す[1]。また同じことは、「一定の領土を基礎にして、固有の統治権によって統治される、継続的な公組織的共同社会」とも言える[1]
ウィキペディアより
簡単にまとめると国家が成立するための、次の3つの要素が必要です。
国民
主権
領域
それぞれの国家にはそれぞれの歴史や思想、文化や民族があります。
自分の国の価値観で他国を単純に評価することはできませんが、いろいろな指標からその国の「顔」が見えてくる場合があります。
これはある学者の講演での話です。
彼は世界を見ていた時に少し変わった傾向の国が2つか3つあるといいます。
それがどこかといえば中国とアメリカです。
おそらくカッコ付きでインドもそうです。
どうしてそれに気づいたかといえば、彼がSARSの統計を調べているときにわかったのです。
👆 クリック (統計資料もここで見ることが出来ます)
彼はこの病気の死亡統計を調べる必要があってWHOの統計調べていました。
そうすると十数カ国で患者が出て、死者の数も十数人から数十人の桁となっていました。
しかし全体の死亡率は14から17%ときちんとその範囲に収まっていました。
ただその例外が2つあって1つが中国でした、。
患者の感染数が圧倒的に多かったのが中国でしたが死亡率は7%でした。
彼は「そんなはずはない」と思って国立感染症研究所の所長に電話をかけました。
「これは一体どういうことだ」と聞きました。
そうすると所長は断言しました。
「中国の統計なんぞは全然あてにならん」と。
なぜなら所長自身がポリオ・小児麻痺の調査の時に中国に実際に行きました。
そしてどういう統計の取り方をしているか実際にチェックしたといいます。
実際に患者さんに一人一人あたってみたところが、患者でない人が統計上ずいぶん入っていました。
その理由は簡単で、患者1人報告すると政府は一元出すという対応をしたからです。
患者でない人まで患者として報告しているのですからポリオの件数はものすごく上がります。
そうすることによって見かけの死亡率を下げるのです。
つまり中国の医療政策はポリオの死亡率を下げる位的確に行われているというプロパガンダになるわけです。
SARSの患者数は5000人半ばでしたがそれはおそらく実数は半分ではないかと思われます。
もう一つ変な国、それは70数人が感染者として出たアメリカです。
彼が調べたときのWHOの統計では、死亡者数がなんとゼロとなっていました。
つづく