hayatouriの日記

はやとうり の独り言

マイナカードが保険証に??運転免許証に??  その1

 

河野デジタル大臣は13日、会見を開き、現行の健康保険証や運転免許証を2024年にも原則廃止して、マイナンバーカードと一体化する方向であることを明らかにしました。


健康保険証は2024年の秋にも原則廃止する方向です。


私が最初率直に思ったのは、「本当にそんなことが可能なのか」「そんなことして大丈夫なのか?」ということでした。

現行の病院窓口制度や運転免許制度に何か問題があるのであれば改善も必要でしょう。

 

しかしもともと患者や医療機関側、自動車の免許取得者からマイナンバーカードに統一してほしいなどとの要望は全く出ていないのです!

 

これはマイナカードの問題を考えるときに非常に大事なポイントになります。


河野デジタル大臣は、運転免許証との一体化については、2024年度末までの実現を目指している今の目標を前倒しできないか、警察庁と検討を進めていると発言しました。


ところが早速、谷公一国家公安委員長は14日の閣議後会見で、マイナンバーカードとの一体化により運転免許証を廃止することについて「検討していない」と述べました。


どうやら関係団体や省庁と連絡が取れていない中での河野デジタル大臣の発表であったことが明らかになりました。
 

現在免許証の発行は各都道府県公安委員会が担っています。


ただ、都道府県警察の運転者管理システムがいまだに統一されていないため、警察庁が統一に向けた整備を進めている最中でした。


来年1月から一部の府県で、警察庁が設置する新システムの運用を開始するという直前のドタバタ劇です。


また、電子証明書スマートフォンに搭載できるようにするといいます。


マイナンバーカードなしでもオンライン申請やマイナポータルへのログイン、コンビニ交付などを出来るようにします。


Androidスマートフォンへは2023年5月21日にサービスの提供開始を予定知っていると宣伝しています。


ところが、既にネットでも多くの声が上がっているように、スマホをめぐるトラブルやデータ漏洩などの問題に対して具体的な対策は公表されておらず不安は尽きません。

 

またもう一方の課題です。
 
2024年にも、紙の健康保険証を原則廃止して、マイナンバーカードに一本化する方向で調整が進められています。

 

日本医師会の松本会長は定例会見で、「医療現場でも混乱が生じる可能性もある。しっかりと手当てをして頂きたい」


と述べています。

 

つづく