昨日の続きです。
千利休と与謝野晶子の業績や生前の姿に触れることができる「さかい利晶の杜」。
ゆっくり全館を見学するのには、大体2時間位かかるでしょうか。
堺の街の歴史もたどることができて、大変楽しく学ぶことができました。
さて、いよいよ「おいしかったもの」のお話です。
堺に行ったらこれを食べるべしと、何度か話には聞いていましたが、今回実行することにしました。
その名も『深清鮓』(ふかせずし)
いや、「すし」にもいろいろな字がありますね。
鮨・寿司・鮓・鮨酢
(これはiPhoneで引っ張り出してきたものですけど)
このお寿司屋さんはお持ち帰り専門店で、お店で食べることはできません。
何しろその日行っても、なかなか買えないと評判のお寿司屋さんです。
ネットでいろいろ調べてみると、電話での注文は当日ではなく、1週間前から受け付けているらしいです。
まさに「商売繁盛」ですね。
そして、職人さんが働いているところも歩道から見えるようになっていますが(もちろん窓ガラス越しです)、最近何らかのトラブルがあったのでしょうか、お寿司を作っている姿の写真撮影と動画撮影と写真は禁止されています。
ちょうど「さかい利晶の杜」12時ごろに出ることになりました。
ここからは車で10分ほどです。
カーナビで簡単に行くことができました。
幸いに数台しかない駐車場もちょうど二台だけは空いていました。
受け取る時間は15分刻みで設定されているようで、指示通り12時30分にお店へ向かい、店のお姉さんに声をかけました。
「和歌山のハヤトウリです!」
「はい、ご用意できております。お持ち帰りの中身に間違いがないかご確認をお願いします」
ということで、チェックして間違いがないので支払いを済ませます。
そのまま約1時間かけて自宅に戻りさぁ、いよいよ開封です!
👆なんだか少し昔懐かしい感じがしますね。
👆ご利用の方は、この住所と電話番号をご覧ください。
👆これがとても有名なアナゴ寿司です!
👆とうとう念願が叶いました!
バッテラに海老寿鮨もとても楽しみです!
ちなみに今回の入れ物はプラスチックですが、ご贈答用のきちんとした入れ物もありますのでご心配なく。
さて、いよいよいただくことにしましょう!
なんといっても、圧巻は上アナゴ寿司です。
ネットでのコメントでは
「舌の上でとろけてしまう」
「フワフワのアナゴ!」
など、絶賛するものばかりです。
ひと口食べて驚きました!
まさにその通りです!
「まさに、アナゴのホイップクリームや〜!」
タレもほんのり上品な甘みもあって、しかも醤油の角も全くない今まで食べたことのないアナゴです!
お箸でつまむと、すぐ身がほぐれてしまいます。
というか、潰れてしまいます。
ここでふと疑問?
この本当に柔らかい煮アナゴをどうやって切って握ってしまうのか?
まぁ、そんな疑問もありつつ、舌の上でとろけていくアナゴをしっかりと味わわせていただきました。
バッテラと海老もとてもおいしいです!
塩味もおだやかで辛くもなく、酢が効きすぎていることもなく本当に上品なお味です。
とにかく、押し寿司でありながらシャリもベタベタせずに、お米が立っていて本当においしいです。
さすがに、お値段はそれなりにですが、ぜひいちどお試しいただきたいお味です。
あれから少し時間が経ちますが、ぜひぜひ機会があればもう一度!
ブログ書きながら、よだれが出そうです(笑
さて、今回もブログにお付き合いいただきありがとうございました。