いや〜暑いです💦
去年もこんなでしたっけ?
毎年厳しくなってますよね。
皆さんも充分体調にご注意ください!
さて、今回のブログは食事についてです。
かく言う私も日常あまり「食べ方」など気にしてはいませんが、反省の意味も込めて書いてみたいと思います。
「フレッチャーイズム」という言葉を聞いたことはありますか?
実は私も知りませんでした。
このお話しからご紹介したいと思います。
「一口30回噛む」とか聞いた事はありませんか?
そんなことしたら、逆に食事がまずくなるんじゃないかとか思ってしまいます。
「良く噛んで食べなさい」とは子どもの頃良く言われましたが、どうやらそれは根拠がありそうなのです。
私も「早食い」なので、あまり噛んではいないと思います。
基本、ラーメンやカレーは「飲み物」みたいな感じですからね。
YouTubeやTikTokを覗けば早食い大食いチャレンジャーはもはや何人いるかもわかりません!
さすがにそこまでではありませんが。
「一口30回噛む」
さてこの言葉を誰が言い出したのでしょう?
それはイギリスで4期に渡り首相を務めたウイリアム・グラッドストン氏(1809-1898)だったようです。
ある日、一人の新聞記者が首相官邸で質問をしました。
「85歳にもかかわらず、どうしてお元気なのですか?」
その答え。
「天は、私たちに32本の歯を与えたから、いつも32回噛むようにしている。
これを子ども達にも言い聞かせ、守らせるようにしている。」
ルーツは一口30回ではなく、32回から始まったようです。
さてこの話を聞いたのがアメリカの大富豪ホーレス・フレッチャー氏。
↑ フレッチャー氏
簡単に言えば「フレッチャーイズム」とは噛む健康法“です。
フレッチャー氏は、40歳で171cm 体重は100kg近くありました。
相当な肥満です!
体調がすぐれないので、生命保険の契約を断られていました。
そこでイギリスに渡り、名医を受診したり有名な栄養学者にも学んだが、納得する結果を得ることはできませんでした。
その時、グラッドストン氏の話を偶然耳にしたのです。
そこで・・・
“本当に空腹感の湧いた時だけ食べる事。”
“新鮮なものをシンプルに調理して食べる事。”
“ゆっくり味わいながらよく噛んで食べる事。”
などを実践したのです。
おかげで彼は体調が良くなることを、身をもって感じました。
これをきっかけとして世界中で“噛む健康法”を説いて廻りました。
彼の粘り強い実践は、イギリスやアメリカの名門大学の生理学者、栄養学者、さらには運動学者の心を動かし、世界的な評価を得るに至ったのです。
つづく