hayatouriの日記

はやとうり の独り言

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽大学が危機に!   その1

少子化が叫ばれて久しい中ですが、大学全入時代にあって、実は大学の学生数は増えています。 具体的には2021年度に大学の学部に所属する学生の総数が前年度を2,116人上回る262万5,688人に達しました。過去最多を記録したことが、文部科学省の学校基本調査(…

インボイス制度がサッカー界にも悪影!  その3

前回の続きです。中村さんは続けます。 「21年度決算を見ると、J2の冬季純利益の平均値は1500万円、中央値は1800万円で、実は単年の利益で見ると、J2は人件費を始めとした支出が少ない分、J1よりも経営状態は良いのです。仮にJ2選手の平均年俸である400万円…

インボイス制度がサッカー界にも悪影響!  その2

昨日の続きです。 さらに中村さんは、「クラブがインボイス登録を契約の条件にしない場合でも、消費税相当分を減額して総額年俸として提示することも考えられます。 選手側として仲介人をつけることができれば交渉の余地があるかも分かりませんが、新人や若…

インボイス制度がサッカー界にも悪影響! その1

「大谷翔平選手の来季年俸40億円超えるか?」 「クリスティアーノ・ロナウド選手に2年契約で年俸総額414億円提示!」 など莫大な報酬が報道を賑わすプロスポーツ界です。 あまりご存じ無いかも分かりませんが、こうしたスポーツ選手は基本的に個人事業主です…

ギフテッド教育について考える  その6

昨日の続きです。 ギフテッドの子どもの特徴 言葉を覚えるのが早いギフテッドの子どもは、言葉を覚えるのが早い子が多いといわれています。語彙力に優れていることが理由で、両親の会話やテレビから流れてくる言葉を聞いただけで、どんどん自分の中の語彙を…

ギフテッド教育について考える その5

昨日の続きです。 ではギフテッドの大人は顔つきや男女差に特徴が現れるのでしょうか? 顔つきや男女の性差でギフテッドが見抜ければ、わかりやすくていいですが・・・ ギフテッドの大人は、顔つきや男女差に特徴が現れることがあるのでしょうか? 例外もあ…

ギフテッド教育について考える その4

前回からギフテッドの大人に見られる特徴について紹介しています。 ギフテッドの大人には、いくつか共通する行動的特徴が見られるようです。 記憶力がいい 子どものころから抜群の記憶力を持つギフテッドの場合、大人になってもその力は衰えないことがほとん…

ギフテッド教育について考える その3

前回の続きです。 これまで子供たちのギフテッドについて調べてみましたが、次は大人について考えてみましょう。 大人になってからギフテッドであることが判明するケースは少なくありません。 幼少期、周囲に才能を見逃されたまま大人になるギフテッドは意外…

ギフテッド教育について考える  その2

前回の続きです。 ギフテッド教育では、突出した能力に合わせてカリキュラムを進めることで、ギフテッドの子をサポートしていきます。 特にアメリカではギフテッド教育が盛んです。 例えば、ギフテッドの子向けのクラスを設置する、飛び級、夏休みの間にギフ…

ギフテッド教育について考える  その1

前回のブログの中で少し取り上げましたが、「ギフテッド教育」についてもう少し調べてみましょう。そもそもギフテッドとは何なのでしょうか。 ギフテッドは英語で書くと「Gifted」で、単純に訳せば「与えられたもの」「贈り物」といった意味になります。 つ…

異才を発掘する  その5

突然ですが強くて恐ろしい位の巨大台風14号が日本列島を襲いそうです。 気象庁の報道などを見ると、かつて経験したことがないような台風のようです。お互いにとにかく今から準備を進めて、何とか無事にこの数日を過ごしたいものです。 皆様もどうぞご安全に…

異才を発掘する  その4

昨日の続きです。 中邑研究室では、以前からICTを活用した障害児の教育課題研究なども行ってきました。 ※ICT(Information and Communication Technology)とは、情報処理および通信技術を総称する用語であり、日本語では情報通信技術などと訳されます。 こ…

異才を発掘する その3

昨日の続きです。 東京大学先端科学技術研究センター中邑賢龍さんは続けます。 「今の世の中は、標準的な人間像を設定して、そこに当てはまらない人を排除してしまっている。 その社会の枠を崩すためのプラットフォームがLEARNです。 学びはもっと多様性があ…

異才を発掘する  その2

昨日の続きです。異才を発掘するプロジェクトが「狭き門」だという現実はいろいろ問題を起こしていました。 これについて東京大学先端科学技術研究センター中邑賢龍研究室ディレクターとしてプロジェクトを推進してきた中邑氏は、こう振り返ります。 「ROCKE…

異才を発掘する     その1

皆さんは「異才発掘プロジェクト ROCKET」という言葉を聞いたことがありますか? この事業は2021年度をもって終了していますがもう一度振り返りながら、どうしてこれが終了になったのか・・ また現在どのようなプロジェクトに引き継がれているかについて探っ…

エリザベス女王のお人柄

エリザベス女王の元ボディーガードによる女王のお人柄がわかるエピソードが面白いので紹介します。 女王の元王室ボディーガードのリチャードさんはある日のエピソードを語ります。 通常、女王のお忍びの散歩では人と出くわす事はありません。 しかしこの時、…

馬には乗ってみよ人には添うてみよ  その2

昨日の続きです。 果たして西村康稔大臣対応マニュアルの「帰宅時・駅構内での対応」では 「大臣は、夕食を購入するために駅構内を散策。弁当購入部隊とサラダ購入部隊の二手に分かれて対応」 関係者によると、西村大臣は「体形維持のためにジム通いをしてい…

馬には乗ってみよ人には添うてみよ  その1

馬には乗ってみよ人には添うてみよ という諺がありますね。 この意味は皆様ご存知の通り 「馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない。何事も自分で直接経験してみよということ」 という意味になっています…

日本の農業が危ない その4

前回の続きです。 では、日本はどうしていくべきなのでしょうか。日本の農業は化学肥料の使用量がほかの国と比べて多いという指摘もあります。育てている作物の違いや、土質の違いもありますが、農林水産省は、土壌で肥料成分が過剰蓄積している成分もあると…

日本の農業が危ない その3

昨日の続きです。 こうした肥料価格高騰や調達への不安は世界に広がっています。 農業大国ブラジルもそうです。多くの農産物を世界各国に輸出しています。日本にはトウモロコシ(輸入全体の35%)や大豆(輸入全体の15%)などを輸出しています。一方で肥料…

日本の農業が危ない その2

昨日の続きです。 大きな転換点となったのは2021年10月、中国の動きでした。 当時、中国では、新型コロナウイルスの感染拡大が小康状態となり、経済が正常化する過程で穀物需要が拡大しました。 また電力不足や環境問題への配慮から化学肥料の生産が抑えられ…

日本の農業が危ない!  その1

昨日『県民公開講座 第18回はり・きゅう講演会』が和歌山ビック愛で行われました。 私もリモートで参加しましたが、講師に豊田孝行先生(半農☓半医)お迎えいたしました。 先生は和歌山県立医科大学附属病院、公立那賀病院勤務、耳鼻咽喉科などを経て、実家…

三十三間堂の通し矢について  その7

昨日の続きです。 和佐大八郎はどうして現在の和歌山県田辺市にいたのでしょうか?ここからは少し生々しい話です。 鳥居幸次郎という男が大八郎の妻にを恋文を贈ったと伝えられています。 それが露見して問題となった際、大八郎は鳥居幸次郎の侘びの言葉を容…

三十三間堂の通し矢について  その6

昨日の続きです。紀州藩内では通し矢に向けた人選が行われていました。 確かに、薗右衛門は、今から十八年前、寛文八(1668)年に7077本で“惣一”になった名人です。 しかし吉見台右衛門は今回は若い大八郎に賭けてみようと思っていました。 かくいう吉見台右…

三十三間堂の通し矢について  その5

昨日の続きです。三十三間堂の通し矢が世間の注目を集めていた頃の話です。 体力と技が必要とされる弓道で偉業を成し遂げた1人の男がいました。 男の名は和佐大八郎(わさだいはちろう)。 寛文3年(1663)和歌山に生まれた大八郎は、14歳にして身長が2mにも…

三十三間堂の通し矢について  その4

ここまでは三十三間堂の歴史とその構造、通し矢の歴史、通し矢の方法と所作などを見てきました。 私も調べていて初めて知ることが多く、ずいぶん楽しくブログを書いています。ここでうっかり飛ばしてしまうところでしたが、今回は「弓」について考えてみたい…