2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の続きです。 これまでの経過から、障害者割引のあり方は、どうやら旧国鉄から引き継いだものだということがわかってきました。 ということで、JR東日本の見解を確認してみました。 JR東日本の担当者はこのように話しています。 「昭和24年12月、「身体…
昨日の続きです。 前述の障害者用ICカードサービスを断られたのは、31歳の時に脳出血を起こし、以来左半身麻痺の生活を送っている方です。 現在、コンピュータ関係の仕事をしつつ、「相馬杜宇」の名で劇作家としても活動しています。 障害者手帳には旅客運賃…
昨日の続きです。 実際にこの様な声が出ています。 「私は公共交通機関の運賃割引が適用される第一種の身体障害者です。 3月18日に運賃の割引が適用される障害者用ICカードの利用が始まったので、買いに行ったら駅員に断られ、買えなかったのです。 さらには…
JR東日本と、PASMOを導入している鉄道・バス各社は、障がい者割引が適用される利用者向けの新たなサービスが2023年3月18日から開始されています。 健常者の皆さんには馴染みのないお話しだと思いますが、まずは「まあ、それはいいことだ」と直感で思うのでは…
昨日の続きです。 入管法、改正案のポイントを見てきました。 2021年の政府案では、「監理人」は「被監理者」の状況を届け出ることが定められていて、これを怠ると「監理人」に罰金が課されることになっていました。 新たに検討されている法案は、定期的な届…
前回の続きです。 2021年の入管法政府案では、どんなことが変えられようとしていたのでしょうか?主に4つのポイントを見ていきたいと思います。 法案のポイント①》 難民申請中の強制送還を可能にする 法案では、難民認定申請により送還停止の対象とされるの…
昨日の続きです。 一部に大きな誤解があるようですが、このような外国人は「犯罪者」だから追い出されてしまうのでしょうか? 実際に退去強制命令を受けた人たちのうち、過去に刑罰法令違反とされたことがあるのは2%ほどしかいません。 入管庁は送還を拒む…
昨日の続きです。 すでに皆さんもご存知の事件です。 2021年3月、スリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管での収容中に亡くなりました。 入管庁の報告書では、ウィシュマさんの仮放免(収容を解く措置)を不許可にした理由が書かれています…
昨日の続きです。 実際に閣議決定ができなかった例があります。 かつて中曽根内閣時代に、イラン・イラク戦争がありました。 1980~88年、イラン革命直後のイランに対しサダム=フセイン独裁下のイラクが侵攻して戦争になりました。 宗教的対立、石油…
いろいろな職場で、外国人の方を見かけることが多くなりました。 皆さんは、どれぐらいの外国人が日本で働いていると思いますか? 令和2年10月の段階で、日本の外国人労働者数は1,724,328人(前年比4.0%増)で過去最高を更新ししました。 増加率は前年13.6…
昨日の続きです。 簡単にこれまでの今回のブログの内容をまとめたいと思います。 相続によるトラブルを避ける備えは以下のようになります。 ①相続人の数を確認 被相続人の戸籍謄本集めて、誰が相続人かを確認します。 家系図を書きながら作業進めると、相続…
昨日の続きです。 これまでご紹介してきた通り、15年の法改正で相続税の基礎控除が引き下げられました。 「基礎控除の引き下げ」というと聞こえは良いですが、簡単に言ってしまえば「相続税申告の対象者を増やす政策」です。 したがって、課税対象者が倍増し…
昨日の続きです。 不動産の評価について気をつけなければいけないと昨日書きました。 不動産は路線価で評価するのと時価で評価する方法があります。 時価の方が評価が高い地域があります。 特に年間では時価が路線価の1.5倍になるようなケースもあります。 …
昨日の続きです。 相続の法定割合はあくまで目安であり、相続人全員の協議によって分配の割合を変えることができます。 そうした遺産分割協議では、相続人全員の合意が必要となります。 話し合いがまとまらなかったり、手続きが面倒になったり、泥沼の争いに…
昨日の続きです。 前回は相続人について調べてきました。 今回は、誰にどれだけの「権利」があるのかを調べてみましょう。 さて、相続の権利を持つ人が先になくなっている場合はどうなるのでしょうか。 第一順位の子供が親より先に亡くなったり、遺言書の偽…
昨日の続きです。 2020年、7月には自筆証書遺言が法務局で保管してもらえるようになりました。 こういう制度を利用するのも間違いを防ぐ1つの方法だと思われます。 しかし、こういったことに対して専門家は・・ 「親族間でのコミニケーションが取れていない…
昨日の続きです。 見てきたように、遺産金額の大小にかかわらず相続問題が発生しています。 特に兄弟姉妹間に多くなっています。 どういった理由でトラブルが起こっているのでしょうか? 実は分割しにく遺産ほど揉めやすいのです。 最も問題になりやすいのは…
前回のブログは、私たち家族が集まって「親に何かあったとき」残された者たちは何をすれば良いのか話し合ったという内容でした。 ですから、今回のブログはその続きとして「相続」の問題を少し考えてみたいと思います。 私もそうでしたが「親はまだまだ元気…
昨日の続きです。 日常生活のしんどさや自分の体の不具合を正直に伝える前に、強がってしまうことが多いのです。 私が担当した方々の中には、私の家族と同様に子どもたちが近くにいない高齢者も多くいらっしゃいました。 いざとなった時、親子それぞれが情報…
昨日の続きです。 息子から質問が出ました。 「自分たちで頑張れなくなった時、例えば施設に入ったりした場合、自分たち(息子と娘)は東京と沖縄に住んでいて、和歌山だとそんなにめったに介護や面会にも行けない環境にある。 まして、姉ちゃんは子育てをし…
昨日の続きです。 家族の話し合いが続きます。 私と妻の報告は、それぞれタイプの違うものでした。 妻は、自分の「終活ノート」を現在作成中で、自分に何かあったとき、どこの誰に連絡をとってもらいたいのか書きのこし、電話番号等一覧表も用意しているとの…
連休中はブログを中止させていただきました。 皆さんはどんなゴールデンウィークをお過ごしになったでしょうか? 休日を楽しむ人もあれば、その逆でお仕事に入る方も必ずいます。 オーストラリアやヨーロッパのバカンスのように、給料を気にせず1ヵ月ぐらい…
昨日の続きです。 私事ですが、明日から数日ブログ更新ができない環境になってしまいます。 連休明けからまた投稿を再開したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 皆さんもこの連休をぜひお楽しみください。 さぁ、話を戻しましょう。 フランスでは子…
前回のつづきです。 フランスの家族政策は、働く女性が子どもを持てるように、子どもを持つ女性が働き続けることができるような政策をとっています。 しかし育児がもっぱら女性に偏っていることに対する政策の取組みが遅れました。 そこで、「現実の男女平等…
昨日の続きです。 フランスの家族政策は、「選択の自由」を大切にし保障しています。 「選択の自由」は、女性が子どもを持つことと働き続けることを可能とする選択肢を用意しています。 子どもが生まれたり、養子によって子どもを家庭に受け入れたりすると、…
昨日の続きです。 もともとフランスにも、「父親は働く人で、母は家庭を守る人」というような家族のあり方を追求していた時代が確かにあったのです。 しかし前述の1968年の「5月革命」に見られる社会変革運動、さらに、1970年代初め女性解放運動が起こりまし…