hayatouriの日記

はやとうり の独り言

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『トロッコ問題』について考える  その1

「トロッコ問題」って何?と思われる方も多いかと思います。 トロッコ問題(トロッコもんだい、英: trolley problem)あるいはトロリー問題とは、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義と義務論の対立を扱った倫理…

耳たぶのシワについて考える  その2

昨日の続きです。 「耳たぶのシワ」は医学的にはフランク兆候と呼ばれます。 この"フランク徴候"はその名の通り、1974年にこの徴候を報告した米国の呼吸器科医フランク先生の名前にちなんでいます。 では「耳たぶのシワ」がどうして心臓疾患につながるのか調…

耳たぶのシワについて考える  その1

つい先日Twitterを斜め読みしていると面白い投稿に気が付きました。 『ダックス医』さんというお名前での投稿ですがその内容が以下のようなものです。 どうやら開業準備中のお医者さんのようです。 以下引用・・・ 「耳たぶに皺があるから狭心症かもしれない…

相続で起きた厄介な問題  その3

昨日の続きです。 供託への取り掛かりは、まず内容証明郵便を登記簿に載っている織田信長の住所に送ります。当然そのような人物は不在という理由で内容証明郵便は送り返されました(これが1つの証拠となります)。 司法書士さんも現地を確認し、周辺の住民にも…

相続で起きた厄介な問題  その2

昨日の続きです。 ブログ読者の方から「少し言葉使いが難しい」というお話もいただきましたので補足させていただきます。 法律的な言葉が出てきてますのでそちらのほうも解説したいと思います。 まず弁済という言葉です。 なぜ返済と言わないんでしょうか? …

相続で起きた厄介な問題 その1

これまでブログの中でも紹介しましたが、私の実家は現在空き家になっております。 両親が住んでいましたが他界したので、家の中の荷物を全部運び出し管理している状態です。 それなりの広さの畑と大小の小屋などを入れると五棟の建物が立っております。 相続…

親と一緒に住んで困ること  その2

昨日の続きです。 夫婦が離婚するとなった場合、財産分与においては、夫婦で貯めた財産の2分の1ずつもらえるのが原則です。 しかし、義父母の土地の上に建てた建物は、上記のとおり、負の財産でしかないため、建物の名義人は、家を手放して全て相手方配偶者…

親と一緒に住んで住んで困ること  その1

御多分にも漏れず当地方でも人口減少が進んでいます。 高校や大学を卒業して都市部に出て行った子どもたちは、仕事があまりない地方には戻ってこないことが多いですね。 実は私自身もそうなのですが、都市部で働いていましたが両親が高齢になって地元に戻っ…

お寿司最高かよ!

私もお寿司は大好きで、自分で握るのも大好きです。 ここ数回ブログも固い話題が続きましたので、今回は軽く、しかもう〜んと唸るような短いブログにしたいと思います。 先日Twitterを見ていると「お寿司最高かよ!」というTwitterがありました。 「こどもに…

低い投票率をどう考える?  その4

昨日の続きです。 プロジェクトのメンバーで自営業の諏訪玲子さん(39)は「投票して終わりだとは考えていない。有権者が政治に関心を持ち続けることが大切。当選者も多くの人の意思で選ばれたという自覚を持ってほしい」と語っています。 今回の参院選の投…

低い投票率をどう考える?  その3

実は日本でもオーストラリアのように投票行動を促す取り組みをしている街がありました。 若者ら有志が「投票率日本一」を目指すプロジェクトを進めていた東京都国分寺市の投票率(選挙区)は61.90%でした。 2019年の前回から5.4ポイントアップし、全国平均…

低い投票率をどう考える? その2

昨日の続きです。 このような投票の義務化は「強制投票制」とも呼ばれ、日本が採用している「任意投票制」とよく比較されます。 憲法学者の間でも強制投票制は可能と言う見解と許されないという見解に分かれています。 可能とする見解の背景にあるのは、選挙…

低い投票率をどう考える?  その1

先日行われた参議院選挙の選挙区の投票率は52.05%です。 戦後では下から4番目に低い数字でした。 これで有権者の意思が政治に反映されたと言えるのか疑問が出るのも当然でしょう。 逆に見れば投票率が上がらない方がいい勢力は、本気で選挙制度を変えようと…

兵士はどうして顔を隠す? その3

昨日の続きです。 前回はイスラム教の男性がなぜヒゲを生やすのかで終りました。しかしこれは戒律ではなく習慣です。そのため同じイスラム教でもインドネシアやマレーシアの男性で髭を生やす人は多くありません。ネイビーシールズが活動するアフガニスタンや…

兵士はどうして顔を隠す?  その2

昨日の続きです デルタフォース、ネイビーシールズといった米軍特殊部隊の任務地は基本海外になります。 最近であれば主な任務地は中東です。 中東に派遣された特殊部隊の多くは現地の風土に習い髭を生やします。 これにはきちんと理由があり、その一つに顔…

兵士はどうして顔を隠す?  その1

ロシアのウクライナへの侵攻が続いています。 国際世論の高まりにもかかわらずプーチン氏は強硬姿勢を崩していません。これまで様々な戦闘シーンが報道されました。 ウクライナとロシアの戦闘シーンで兵士が必ず登場します。ただしほとんどの場合、兵士はマ…

防衛予算について考える  その2

昨日の続きです。 通常、国家の予算は政府の各部門が事業に必要な経費を積み上げて財務当局に要求し、論議、調整して国会の了承を得て決められます。 しかし今回の防衛費増額は米国の意向により方針が決まりました。 突然予算枠が2倍になるのは、はたして防…

防衛予算について考える その1

参議院選挙が終わり、与党の議席が多くなりました。今後3年間は国政選挙がないため、おそらく政府与党の独走が始まります。 これからのブログはいくつかの分野について掘り下げてみたいと思います。まず最初は防衛費の問題です。岸田文雄首相は日米首脳会談…

暑い季節には体にご注意を!  その3

昨日の続きです。 突然起きる痛みには、すぐに対処が必要なケースもあります。 発作的に起こり、かつ、それが以前に感じたことがないような痛みなら、大いに警戒しなければなりません。 時間がたてば治まることもありますが、繰り返すほど危険性が増すので、…

暑い季節には体にご注意を!  その2

昨日の続きです。 脳の血管がつまる脳梗塞は、指先にしびれが出たり、言葉につまったりします。 また、歩いていて何もないところでつまずいたりと、これまでは難なくこなせていた生活の中で支障が出てくることが兆候となって現れる場合が多いのです。 体のバ…

暑い季節には身体にご注意を!  その1

蒸し暑く厳しい季節になってきました。 そんな中、少し健康上で注意しなければいけないことがあります。 脳卒中(脳血管障害)は冬場に多いというイメージがありますが、夏と冬では脳卒中の発症率が異なります。 国立循環器病センターの調査では、脳卒中(脳…

経団連が変わってきた!  その4

昨日の続きです。 「報告書」は続けます。 そのためにまずは、財政拡大による高圧経済を継続することで賃上げ 圧力をかけ続けるとともに、雇用流動化を進め、企業間の賃上げ競争を促さなければなら ない。 雇用の流動化にあたっては、法制度の見直しに限らず…

経団連が変わってきた!  その3

昨日の安倍元首相銃撃事件の結果、誠に残念なことに安倍元首相がお亡くなりになりました。 謹んで心より哀悼の意を表したいと思います。 気を取り直して経団連に関するブログを続けていきたいと思います。その2までの話では、これまで緊縮財政と合理化を進め…

緊急ブログです! 安倍元首相が銃撃される!

経団連のブログはまた次回にします。今ブログをアップしようとしてたら衝撃的なニュースが飛び込んできました。 安倍元首相が奈良市で銃撃されたとのこと。 現在は心肺停止の状態で医科大学に搬送中との事らしい。とにかく何とか助かってもらいたいと願うの…

経団連が変わってきた!  その2

ではどうして経団連が景気を冷え込ませる消費税を導入しようとしたのかは土光会長自身が語っています。 「増税よりも行政改革の実行だ。法人税の引き上げはせっかく上向いた景気や民間の活動の芽を枯らすもので認められない」 これはオイルショックの後の発…

経団連が変わってきた!  その1

いやいや驚きました!(=゚ω゚)ノ 本当に驚きました! 目からウロコの驚きです! 念のため今回のネタの経団連について紹介です。 経団連とは「日本経済団体連合会」の略称です。 2002年に「経済団体連合会」と「日本経営者団体連盟」が統合されてできた総合経済…

差額ベッド代を考える  その3

昨日からの続きです。 たとえば、感染症の患者さんを、院内感染を防止するために差額ベッド室に入院させた場合などは、差額ベッド代を請求できません。 まずは、上記3つの「差額ベッド代が不要なケース」に該当していないか、確認することが重要です。 コロ…

差額ベッド代を考える  その2

昨日の続きです。 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(2020年9月)のデータによると、差額ベッド代全体での1日あたりの平均金額は6,354円、そのうち1人部屋だけに絞ると平均金額は8018円にもなります。 1万~数万円かかるケースも少なくありません。 私も…

差額ベッド代を考える  その1

いろいろなものが一気に値上がりし始めた昨今です。 なのに年金は削られてしまいました! 少し話がずれますが、私はブログの中でこの緊急事態では消費税の減税が必要だと書きました。 どうやら最近の調査ではなんと世界90カ国で消費税の減税が行われているよ…

年金を考える  その2

さて日本の年金制度にそって老後を見据えると、肩を落としてしまうようなことしか見えてきませんが、世界と比べてはどうなのでしょうか。 2020年の世界主要国の年金見込み額(年金の全支給期間の給付総額が退職前所得の何倍かを記したもの)をみていきます。…