hayatouriの日記

はやとうり の独り言

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中東における宗教の歴史 その14

昨日の続きです。 では、このユダヤ・キリスト・イスラムの3つの宗教の関係性はどうなっているのでしょうか? ちょっと踏み込んでみたいと思います。 神のことを、ユダヤ教はヘブライ語でヤハウェ、キリスト教はゴッド、イスラム教はアラビア語でアッラーと…

中東における宗教の歴史 その13

昨日の続きです。 フランスの紹介をしていましたね。 非常に離婚しづらい国であるというお話でしたね。 例えば、イスラムは離婚の仕方については非常に融通が効いています。 嘘みたいな話ですが「離婚するぞ」と3回唱えれば離婚が成立するというわけです。 …

中東における宗教の歴史 その12

昨日の続きです。 新しい教えを伝えるムハンマドは迫害を受け逃れることになります。 これは非常に大事な出来事で、いまでもこの街を逃れた年をイスラム元年としています。 ムハンマドはさらに活動を続け、信者たちもずいぶん増えてきました。 そこで、仲間…

中東における宗教の歴史 その11

昨日の続きです。 さぁ、いよいよムハンマドが登場しましたね。 この人がムハンマドです!とご紹介したいところですが、実はそれは無理なのです。 イスラム教は、預言者ムハンマドの姿を具象的に描くことを冒涜(ぼうとく)にあたるとして、厳しく禁止してい…

中東における宗教の歴史 その10

昨日の続きです。 暴君ネロのお話でしたね。 ネロはキリスト教徒を弾圧し続けました。 ところがキリスト教徒の数は、ネロの思った以上に多く、弾圧しきれない状態になってしまいました。 もはやキリスト教徒は、ローマ帝国最大の宗教になってしまっていたの…

中東における宗教の歴史 その9

前回の続きです。 イエスが磔で処刑されたところまでご案内したと思います。 ところがその3日後です。 イエスは墓に入れられましたが、その墓は空っぽになっていたのです! イエスは復活しているのではないかとの噂が飛び交います。 しかも、各地でイエスの…

中東における宗教の歴史 その8

昨日の続きです。 ユダヤ人とユダヤ教は表裏一体のものでなければならないし、実際にそうであるのです。 そこでイエスは考えます。 「人間はユダヤ人だけではない」と。 神を信じてさえいれば、ユダヤ人ではなくても救われるという考えを広め始めたのです。 …

中東における宗教の歴史 その7

昨日の続きです。 ユダヤ教について、ずいぶん長くブログを書いてきましたが、いよいよキリスト教に足を踏み入れたいと思います。 さて、ここからキリスト教の話に入ります。 そんな中東の動きの中で、キリスト教が誕生しました。 ここで注目するところがあ…

中東における宗教の歴史 その6

昨日の続きです。 このように長い迫害を受け、また戦いを通じてようやくユダヤの民は「約束の地」に戻ることができたのです。 その後、ソロモン王が現れます。 彼はモーセの石板を収める神殿を作ろうとします。 それがイスラエルのエルサレムという聖地だっ…

中東における宗教の歴史 その5

昨日の続きです。 ユダヤの民は十戒の教えを守りながら、シナイ半島を移動していきます。 ここから次の主人公はヨシュアに代わっていきます。 シナイ半島の移動といっても、単に歩いたのではなく、制圧しながら占領地を拡大していったという感じです。 すべ…

中東における宗教の歴史 その4

昨日の続きです。 いよいよモーセの登場です。 映画にもなりましたね。 モーセは神に選ばれたのです。 神はモーセに「ユダヤの民を救い出せ」と力を与えます。 モーセはユダヤの民の救出をファラオに申し出ますが、ファラオは許しません。 モーセは神の力を…

中東における宗教の歴史 その3

しばらくブログ更新ご無沙汰してました。 といいますのも・・・ 実は遠方に住んでいる私の叔父がいました。 今年で92歳になりますが、突然亡くなってしまいました。 この経過についてはまた日を改めてブログで紹介したいと思いますが、人とのつながりという…

中東における宗教の歴史 その2

昨日の続きです。 中東の最も古い宗教であるユダヤ教。 前回はその基本的な考えを紹介しました。 「ユダヤの民は神に選ばれし民である」というのが基本になっていましたね。 ユダヤ教は、神が世界を創り、その神が創ったアダムとイブという人間の子孫であり…

中東における宗教の歴史 その1

今、テレビでは毎日のように胸の痛むような戦場の映像が流されています。 ガザでのイスラエルの攻撃が大変なことになってきています。 もうご存じでしょうがガザがどこにあるのか確認したいと思います。 ここで確認しなければいけないのは、地域としてのパレ…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その11

昨日の続きです。 なんと、万博中止という選択肢が残されているのです。 直近のニュースですが、メキシコが2025年大阪・関西万博への参加から撤退する意向を関係者に伝えたことが明らかになりました。 参加を表明している国の多くは、予算や人員の確保に…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その10

昨日の続きです。 万博会場への移動が大混乱する予測が出ています。 いやいや、そういうときのために「空飛ぶクルマ」を運行をさせるんじゃないのかと思った方もいるかもしれません。 非常に残念な結果を申し上げます。 この間の空飛ぶクルマのデモンストレ…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その9

昨日の続きです。 「大阪汲み取り万博」とまで言われている中身をご紹介しました。 残念なことに課題はまだまだあります! 吉村知事は3000万人の来場があると発言していますが、予想では、最大で1日30万人と言われています。 夢洲への移動ルートは2つしかあ…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その8

昨日の続きです。 まだまだいろんな問題を抱える万博会場です! 汚染水はたまり続けますから、当然溜池から排出しなければなりません。 では、それはどこに排出するのでしょうか? それは、なんと夢洲2区排出するのです。 その排出された2区の場所は、万博で…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その7

昨日の続きです。 前回は外国のパビリオンの建設が遅れているお話でしたね。 現在、韓国とチェコが建築許可申請を出しています。 チェコの計画はこれによれば、2.5メートルよりも深く掘り下げて「地下室」を作る予定になっているらしく、このパビリオンの建…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その6

前回の続きです。 万博会場・夢洲の問題を取り上げて来ました。 まだまだあります! アクセス問題です。 また夢洲へアクセスする手段としては、海底トンネル1本と、浮体式開閉橋1本しかありません。 確かに夢洲のコンテナターミナルは現在も稼働しております…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その5

昨日の続きです。 今まで見ただけでも、相当な問題を抱えた夢洲です。 そもそも夢洲はどういうところだったのでしょうか? 夢洲の埋め立ての目的は・・・ ここで「埋め立て」と聞いて、関西国際空港を思い出す方もおられると思います。 関西国際空港も、地盤…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その4

昨日の続きです。 万博の花とも言われる海外パビリオンの建設に係る申請の遅れも深刻です。 56カ国の参加国のうち、現在、パビリオンの建設申請が出ているのが、韓国・チェコの2カ国しかありません。 パビリオンの建設にどんな条件がつくのか、また後ほど詳…

いよいよ赤信号!大阪・関西万博 その3

昨日の続きです。 万博が夢洲で行われる時系列を確認していましたね。 2015年4月に大阪府が国際博覧会大阪誘致構想検討会を設置しましたが、夢洲案ではありませんでした。 2015年末に安倍首相、菅官房長官、橋本徹元市長、松井一郎知事が忘年会を行います。 …