昨日の続きです。
やはり私たちがテレビなどで1番耳にする隠語は警察用語ではないでしょうか。
もうすでに皆さんの頭の中には、早速いろんな言葉が浮かんでいるのではないでしょうか?
刑事ドラマなどで「ホシはどこに隠れている!」
なんてよく聞きますよね。
さて、ここでまずはその隠語のいくつかを取り上げてみたいと思います。
ザッとあいうえお順に行きましょうか?
居空き(いあき)
住民が在宅中に隙(すき)を見て住宅に侵入し、金品を盗むこと。
留守の家を狙うのは「空き巣」と呼びます。
深夜に寝静まった家を狙うのは「忍び込み」、忍び込みのプロは「ノビ師」と呼ばれているようです。
私の仕事場のすぐ、近所でもこの事件がありました。
家の人たちが2階に居るのに、1階から大事な時計や現金が望まれています。
油断せずに注意が必要ですよね。
ちなみに、私のブログの今年の2月1日付で防犯関係のブログを書いておりますので、読み直していただければ幸いです。
牛の爪(うしのつめ)
牛の爪は“割れている”ことから、容疑者が特定されることを意味します。
「ホシ(犯人)割れ」ともいう。
オミヤ
俗に言う「お土産」ではありません。
犯人を特定できず、迷宮入りすることを言います。
オヤジ
警察署の署長。階級は警視か、その上の警視正。
ゴタ
けんかや、もめ事などのトラブルのこと。
これは何となく意味がわかります。
サンズイ
汚職事件。「汚」の字のサンズイから。
汚職事件のなかでも、公務員らが職務に関して賄賂を受け取る贈収賄事件を指すことが多いようです。
SIT(シット、エス・アイ・ティー)
警視庁刑事部捜査1課で、誘拐や人質立てこもり事件を担当する特殊犯捜査係(Special Investigation Team)の略称。
地取り(じどり)
事件発生後に現場周辺で行う聞き込み捜査のこと。
捜査1課(そうさいっか)
全国の警察の刑事部に置かれ、殺人や放火、誘拐などの凶悪事件を担当する。
捜査4課(そうさよんか)
暴力団など反社会的勢力の取り締まりを担当する。
帳場(ちょうば)
捜査本部のこと。
殺人などの重大事件が起きると、現場を管轄する警察署などに設置される。
つづく