別にそんなに詳しくはないですが、日本史とかは興味があります。
コロナが収束すれば、各地の名所なども巡りたいと思っています(できるかなぁ)。
先日もこの写真の『日本史の定説を疑う』という本を読みました。
というか現在進行形です。
まだまだいろんな新資料が発見されてくる中で、自分たちが学んだ日本史が所々修正されているのがわかりました。
学校で学んだことも時が経てば古くさくなっていることもあるのです。
過ぎ去った過去は変わらないではなく、確かに現在進行形で変わっているのです。
日本の歴史だって変わってしまうことがあるのです。
あっ!そうなのね?
ハヤトウリさんの時代はそういうふうに習ったんだ😵
なんですよ。
そこでちょっとした歴史を勉強するときに使おうと山川出版社の改訂版『詳説 日本史B』という教科書も買いました。
なんていう話を元高校社会科教師だった知人にしたところ
知人曰く
あぁ、その山川出版の本、僕も持ってるよ😊
と話しつつ
石器時代の記述が大きく変わっているでしょう?
と話すのです。
そうでしたか?
知人曰く
あの事件の影響なんですよ「神の手」の!
ん〜〜〜と🧐🧐🧐
「神の手」???
あ!👌
2000年11月に毎日新聞がスクープした事件です。
当時日本を揺るがす大ニュースになっていました。
それは・・・
日本の前期・中期石器時代の石器や遺構と思われていたものが、実は25年間も功名を得ようとする人物により、あらかじめ埋められたニセものであったということが判明したのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
👆クリック
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自分で埋めたところを自分で発掘するのですからソリャア間違いなく発見します!
簡単に言ってしまえば
より古い地層から石器出た!
そうなのか!
だから日本の石器時代はもっと古い時代からあったのだ!
すごい発見だぁぁぁ〜〜!
と
もちろんここには考古学者のそれぞれの思惑もあり、競争みたいなところもあったのかもしれませんが。
つまりその後にできた教科書にはもっと古い時代から日本の石器時代が始まっていたと記述になったのです。
偽物を埋めた当の本人は、事件の大きさから精神を病み入退院を繰り返し現在はどうしているかわからないようです。
これは国際的な問題にもなりました。
特にアジアの国々で
「日本は歴史を捏造する国だ!」
との批判的世論も大きくなったと聞きます。
いずれにせよ歴史が捏造されたのは事実です。
よく言われますが、歴史は勝者の歴史だと。
もしかしたら昔から伝わっている古文書などが時の為政者に意図的に書き換えられている可能性もないとは言えません。
その意味でも『日本史の定説を疑う』は本当にそうだなあと思います。