最近高齢者への運転免許証の返納の呼びかけが頻繁にされています。
先日私の知り合いも運転免許を返納しました。
理由は身体機能の低下です。
歳を重ねるとどうしても運動機能や反射が鈍ったり目が見えにくかったりします。
でも逆に田舎生活をするためには車が不可欠です。
バスもタクシーも少ないですし。
そこのところが難しい！
私の親父はほぼ93歳まで車を運転しました。
当人は気づいてませんよ、でも身内からするとむちゃくちゃ心配です。
まだ母親が生きてた頃、親父が車で出かけて少し帰りが遅いと私の治療院によく電話がかかってきました。
お父ちゃんどこへ行ったか知らんか？
知らんがなぁ〜💦
(仕事中やで〜)
まだ帰ってけ〜へんねんけど。
そのうち帰るわよお。
(仕事中やで〜〜ほんま)
と言うような会話です。
親父が88歳の頃法事のために親戚を車に乗せました。
するとその親戚たちは私にそっと耳打ちをするのです。
オイヤン(おじさんの意味)よぉ
もうそろそろ運転やめさせたれよ
アリャ危ないぞ～！
そりゃそうです、わかっちゃいるのです。
でも病院に行ったり、農機具や肥料や食料品などの買い出しに不可欠。
それが出来ないとこっちにとばっちりが来るかも(;'∀')
しかし一度意を決して話してみました。
免許返納を提案してみると
お前らはワシが高齢やさかそんなこと言うんや
歳はとっててもしっかり運転できる者もいてるんやで
ワシが事故や交通違反を起こしたか？
起こしてないやろ。
ワシは安全運転をしとるからな！
とまぁこんな具合です。
返り討ちにしてやるわと言わんばかりの
この憎たらしい言い草！
まぁ確かに免許の書き換えの時に高齢者運転試験など通過しています。
でも何かが起こってからでは遅いのです🥺
こんな親父でしたが、脳梗塞で倒れてからは施設に入所したこともあり、車の事は一切話さなくなりました。
後遺症で物忘れがひどくなり、免許の更新のことも気にしなくなったのでそのまま失効となりました。
今や！
親父の車を処分してまえ～～～！
もちろん車検切れです。
私の乗っている車のディーラーのセールスさんに頼み込んでみました。
このセールスさんもともと整備士として働いていたので車の事はほんとによく知っています。
一肌脱いでくれることになりました。
と
こ
ろ
が
・
・
・
仕事が終わった後の夜8時ごろ実家のガレージに到着したそうです。
車のキーは渡していました。
バッテリーがあがっているだろうと充電器も用意済み。
よし！エンジンはかかった！👍
マニュアル車なのでギアをバックに！
ガキガキガキ！
えええ〜〜〜💦
どのポジションにもギア入らんやん！
そんな感じでバタバタしていると
そこは田舎の集落、近所からぞろぞろと人が近づいてきました。
どうやら車泥棒と思ったみたいです(笑)
そこは事情を説明し夜10時位、車をガレージから出せないまま一時退散。
別の日キャリアカーと整備士も同行し再チャレンジしたのです。
To be continued
