高校生の時は列車通学でした。
当時はバイクにも乗れて、最寄りの駅までバイクで走り、自転車預かり屋さんにバイクを預け列車通学です。
今はもう無いですが、当時国鉄のときには春闘の時ストライキがよくありました。
賃上げとかを要求したら、それを実現させるために労働組合がストライキをします。
つまり列車を止めるわけです。
そんなときには、本当は禁止されていましたがバイクで学校までぶっ飛ばすこともありました。
それも楽しかったなあ。
当時はディーゼル車両でした。
蒸気機関車の時代から格段にスピードアップしましたね。
もちろん煤煙も出ない。
列車通学の仲間たちはほとんど一緒なので、まぁ車両が教室のようなもんです。
本を読んだりダベッたり。
そうそう!
車両のマドンナと呼ばれるかわいい女子高生もいました!
中間・期末テストの時は付け焼き刃で車内で必死で丸暗記。
そんな時一本早く乗ったのに寝過ごして天王寺まで行って、戻ってきた友達がいまして。
周りに起こしてくれる友だちもいないからですね。
学校が終わろうとした時に駆け込んできましたよ😊😊
彼は中学校教員として定年まで勤めましたけど。
そんなある日、帰りの列車を待つ時でした。
車輪を見ていると妙なことに気がついたのです。
車輪の左右が自由に動くのではなく、
1本の鉄の棒としてつながっているのです。
ここまでくると感の鋭い方は気づいたかもしれません。
例えば鉄道が左カーブを切った場合
左の線路より右の線路が大回りで当然長くなります。
つまり左車輪の回転数より右車輪の回転数がいくらか多くないと曲がりきれません。
しかし車輪は左右別々に動きません。
回転数は左右同じです。
友達と2人でああでもない、こ〜でもないと
ぶつぶつやってるところに
ちょうどうまい具合に列車の運転手さんが通り掛かりました!
すみません!ちょっとよろしいですか?
とお声掛けして先程来の疑問をお尋ねしたわけです。
すると
おぉ〜〜〜!!
ええところに気がついたなあ
今まで何年も高校生乗せてるけど
そんなん聞かれたの初めてやなぁ (*^^*)
ととっても嬉しそうな顔をしてくれました。
面倒くさがられないでよかった~~(;^_^A
それはやね〜
と話し始めると、紙に車輪とレールの絵を描い
て実に詳しく説明してくれました。
な〜〜〜るほどお〜〜!!
そんな原理だったのか!!
( ..)φメモメモ
友達と2人妙に感動しました。
プロってすごいなって思いました。
それ知ってますよ!
という方ももちろんいらっしゃるでしょう。
もしご存知でない方がいらっしゃったら、ちょっとしたクイズ感覚で考えてみませんか?
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