hayatouriの日記

はやとうり の独り言

寛容とはなんだろう?

 

 

 

この前YouTubeを見ていたら偶然このシーンに出会いました。


まずは下の会話をお読みください

 

 


中央にローマ法王が座っています


主人公は5歳位の男の子です


何か教皇フランシスコへ聞きたいことがあったようです


男の子はマイクを勧められます


マイクの声は大勢の聴衆に届きます


主催者はその質問を大勢の聴衆に聞いてもらいたかったようですが・・・


男の子はどうしても言えないと拒みます


そしてずっとずっと泣いています


すると教皇フランシスコが男の子を呼んで


優しく抱きしめながら

 


私の耳に囁いてごらん

 


と言うのです

 


男の子は泣きながら何か話しました

 


その話をゆっくり聞いた教皇フランシスコは聴衆に話しかけるのです

 

 

 

 

私たちも心に痛みを抱えているときに

 

泣くことができたらどんなにいいでしょう


彼は父親のために泣いているのです 


彼が皆の前で泣くということをする勇気は


彼の心の中にある父親の愛から来ているのです

 


私はイマヌエル(男の子の名)に許可を求めました

 


彼の質問を皆さんの前で繰り返しても良いかと


彼がはいと言ったので皆さんにお伝えします

 

 


少し前に僕のお父さんが死にました


父さんは神様を信じていませんでした


でも


僕たち4人の兄弟全員に洗礼を受けさせました


父さんは良い人でした


父さんは天国にいますか?

 

 

 


なんと美しいことでしょう


息子が父親のことを良い人だったと語る事は


この父親は美しい証を子供たちに残してくれました


子供たちが父親のことを良い人だったと言えるのですから


彼は良い人だったと


これは息子による美しい証です


父親の強さを受け継いでいるという


そして皆の前で泣く勇気があるというね


その父親がこんなふうに子供を育てられるというなら


きっと正しいでしょう


彼は良い男だったのです


その父親は確かに信仰という賜物を持っていませんでした


彼は信者ではなかった


しかし子供たちに洗礼を受けさせたのです


彼は良い心を持っていました


そしてイマヌエルは彼の信者でない父親が天国にいるかどうかを疑問に思っています

 


神様は誰が天国に行くかを決める人です


神様の御心は彼のような父親にどのように応えるでしょう


どのように?


皆さんはどう思いますか?


父親の心ですよ!


神様は父親の心を持っているのです


神様が彼に向き合う時


信仰を持たないのに


誰が自分の息子たちに洗礼を受けさせることができるでしょう


そしてこのような勇気を授けられるでしょう


あの神様が彼のことを


ご自身から遠ざけられるでしょうか?


皆さんそう思いますか?


(聴衆)いいえ


さあ勇気を出して大きな声で


(聴衆)いいえ


神様はご自身の子供をお見捨てになりますか?


(聴衆)いいえ


神様はお見捨てになるでしょうか?


ご自身の子供が良い人であったときに


(聴衆)いいえ

 


さあ、イマヌエル


これが君への答えだよ

 


神様は必ずや君のお父さんのこのことを誇りに思っている


だって簡単だと思わないかい?


信者が子供に洗礼を受けさせる事は


信者でないものがそうするよりも

 


必ず君のお父さんが行ったことに


神様は大いにお喜びになったよ


お父さんと話してごらん


お父さんに祈りなさい


ありがとうイマヌエル


君の勇気に感謝している

 

 

 


イマヌエルは


神を信じていない父親のことを聞くのが怖かったし辛かったのでしょう


もし大好きだった父親が天国にいないとしたら


そんな悲しいことはありません

 


そしてみんなの前では話せない事情があると理解した教皇フランシスコ


なんというすばらしい対応なのでしょう


そしてこのイマヌエルもなんて心優しい子どもなのでしょう


私はクリスチャンではありません


でも自然に心の中に溢れてくるものがありました


そして教皇のなんと優しい応対


心がしんどい時や疲れたとき


何かに悩んだり行き詰まったとき


皆様もぜひご覧ください。

 

寛容とはなんだろう?

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