昨日の続きです。
自分でもよくわからなかったんですけど、とにかく帰らなきゃと思ったんですよ。
その後友達とどんな別れ方をしたのかもあまりはっきり覚えていませんね。
そこから、何かに急かされるように汗だくになって自宅に帰ったんですよ。
すると家の中がなんだかすごく騒がしいんですよ。
家族がびっくりして「なんで帰ってきた?」と聞くわけですね、私に。
いや、なんかおじいちゃんが帰って来いって言ったような感じがしてって話したんですね。
すると家族中が非常にみんな驚いた顔してるんです。
実はその時、私のおじいちゃんはまさに息を引き取る直前だったんです。
私が出発した直後に倒れたみたいなんです。
当時の事ですからお医者さんが家に来ていて、もう最後の看取りをしているまさにその時だったんです。
あの時は、どうしてそのような行動をとったのかわかりませんでしたけど。
私、実は、このおじいちゃんにずいぶん可愛がってもらってて、まぁ言えばおじいちゃん子だったんですね。
そういうこともあって、何か知らせに来たのかなあと思ったりしてるんですけどね。
ちなみに今ご紹介しているこの高齢の男性は、東京で大手の建設会社に定年まで勤務されました。
沖縄海洋博の造成を担当したり、大きな都市の設計までされるような設計技術者です。
そういう意味では、お話ししていても物事には原因があって結果があるというような、いわば科学的にものを見ることをなりわいとしていた方なのです。
決してスピリチュアルな面にどっぷりとつかっている方ではなくむしろその逆です。
俗に言う「虫の知らせ」というものなのでしょうか?
こんな不思議、皆さんの中にも体験された方がいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私にも、どうにも説明できない「虫の知らせ」のような体験が2つあるのです。
次回はその体験についてご紹介したいと思います。
つづく