昨日の続きです。
SDGsの目標17の10番目からです。
目標10 (不平等)
各国内および各国間の不平等を是正する。
目標11 (持続可能な都 市)
包括的で安全かつレジリエントで持続可能な都市および人間居住を実現する。
※レジリエントとは「弾力性のある」「柔軟性がある」「回復力のある」などの意味で使われる英単語。
「レジリエントな社会、企業」「レジリエントな組織づくり」「レジリエントなインフラ構築」といった使い方がされ、災害や不況、危機などの逆境を柔軟に受け止め、跳ね返す力をもち、強靭な企業体制を構築して成長し続けることを指す。
目標12 (持続可能な生産と消費)
持続可能な生産消費形態を確保する。
目標13 (気候変動)
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
目標14 (海洋資源)
持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続的に利用する。
目標15 (陸上資源)
陸域生態系の保護・回復・持続可能な利用の促進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・ 防止及び生物多様性の損失の阻止を促進する。
目標16 (平和)
持続可能な開発のための平和で包括的な社会の促進、すべての人々への司法へのアクセス提供、およびあらゆるレベルにお いて効果的で説明責任のある包括的な制度の構築を図る。
目標17 (実施手段)
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パー トナーシップを活性化する。
というような内容になっています。
一つ一つを取り上げると「これができれば素晴らしいなあ」「できていないことばかりだなぁ」というような内容です。
では私たちは何をすれば良いのでしょうか、何から始めれば良いのでしょうか?
その具体例についてご紹介していきたいと思います。
沖縄市内にある県内初の委託型ドレスレンタルショップ「CLOSET for ALL」(クローゼットフォーオール)というお店があります。
お客様は「クロオル」と呼んでいるそうです。
クローゼットに眠っているドレスやフォーマルスーツを預かってレンタルしています。
経営者は長濱彰乃(ながはまあきの)さんです。
長濱さんは、白いドレスを預けてくれた女性のことを話しました。
「『自分の結婚式の二次会で着たんです』と話す20代の女性が『もう着る機会もないので・・・』と預けてくれました。
ここは『みんなのためのクローゼット』。
一つ一つのドレスに込められた、その人の思い出を大切にしたい」
との事でした。
クロオルは2019年7月にオープンしました。
つづく