前回の続きになりますが、その前に。
私事でございますが、マイナンバーカードに紐付けた保険証を先日解約して参りました。
私は国民健康保険ですが、一度、マイナンバーカードに保険証を紐付けてしまいました。
よくよく考えれば保険証のままで良いものを、無理矢理マイナンバーに紐付けて「今後は保険証を発行しません」と国は今まで散々脅し文句を言ってきたのです。
あの河野太郎元担当大臣の高圧的な言動をいやというほど見せつけられましたね。
マイナンバーカード普及ありきで現場を見ない対応でした。
ところが、さすがにマイナ保険証の利用率が上がりません💦
自公連立政権が選挙に負けたこともあり、急に態度が軟化しました。
「マイナ保険証がなくても資格確認書を発行しますから大丈夫、安心してください!」
と、今度はこの宣伝を始めました。
しかし、皆さん考えてみてください。
マイナンバーカードに紐付けられた保険証では、今お持ちの保険証は次の更新時には発行されないのです。
「保険証がまだ届かへん!」
「〇〇様ご利用の保険証は、もう期限切れになってるんですよお💦」
「マイナンバーカードをお持ちですか?それには多分・・・」
「そうなん?でもどっか置いたなあ」
「暗証番号を忘れてもた!」
「探すけどない!マイナンバーカード失ってもた!」
あれれれ〜〜!
役場や医療機関窓口で大混乱が起こる事は火を見るより明らかです。
既に私の治療院をご利用の方が、マイナンバーカードを紛失してしまいました。
保険証と紐も付いておりましたので、大変心配されておりました。
結局、3週間近くかかって再発行されました。
マイナンバーカードの紐付けを外してしまうと、次の保険証の更新の時には、今まで通り保険証に代わる「資格確認書」が届くことになります。
ほなら結局、資格確認書は「保険証」そのものじゃないですか!
「保険証」と呼べばいいじゃないですか!
今までの大騒ぎは一体何だったのでしょうか。
保険証を今まで通り使えるようにすれば、それで済む話で終わりなのです。
さて、マイナンバーカードに紐付いた保険証を解約する手続きは非常に簡単です。
私の場合、マイナンバーカードを持って役場に出向きますと、簡単な申込書を書いて5分で終わりました。
「今、お持ちの保険証の期限が切れる前に、役場の方から資格確認書をお届けしますので、ご自身では何もする必要がありませんのでご安心ください」
なんと優しい窓口の女性職員じゃないですか。
つまり、これだけのことなのです。
個人的に、マイナー保険証がややこしいと思われる方は、紐付けを解約されることをお勧めいたします。
そうすると、今まで通りの保険証の扱いができるのです。
参考までに資料を貼り付けておきますので、ご覧ください。
マイナンバーカードと保険証の紐付けは結局のところ大失敗に終わったのですが、私たちもその失敗を引きずらないように、自分で考えて行動する必要があるのかもしれません。
私には、来年の保険証の期限切れ前にちゃんとした「資格確認書」が届くようになっています。
あらあら、今回のブログは本題に入る前に終わってしまいそうですね。
つづく