hayatouriの日記

はやとうり の独り言

大人のための朗読教室 その3

 

昨日の続きです。

 

繁昌亭のお話はこれまでです。

 

「天満つり鮮」でお食事をして、落語で言えば「カラス カア〜」で夜が明けました。

 

さて、今日はいよいよ「大人のための朗読教室」当日です。

 

ホテルからは歩いて10分ほどでしょうか?

 

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こちらの2階の小さな会議室が会場になります。

 

前半と後半に分かれておりまして、それぞれ2時間程度です。

 

人数制限があり、それぞれ10人が定員です。

 

ホテルのチェックアウトが少し早かったので、早めに会場に到着しました。

 

受付に前進座の事務所の方がいらっしゃいます。

 

参加費を払って椅子に座っていますと、だんだん参加者の方が増えてきました。

 

開始時間間近になって、講師の女優の浜名さんもお越しになられました。

 

早速、本日のテキストなどが配布されました。

 

有料の講座のテキストなので、全部ご紹介することはできませんが、大体こんな雰囲気のテキストです。

 

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最初は、ストレッチをして体を解すところからスタートです!

 


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滑舌を良くするための練習や言葉に対する感情移入の仕方を練習します。

 

この段階で、講師の先生のあまりのよく通る澄んだ声に驚かされました。

 

上の写真にあるように「おはよう」という言葉にいろんな表現を加えて発声する練習もあります。

 

ただ驚いたのは、10名中9名が女性であると言うことです。

 

結局、男性は私1人💦

 

また、多くの人たちは演劇をやっていたり、読み聞かせの活動に参加したりと実際に声を出す現役もしくは経験者でした。

 

ですから、それはなかなかのレベルの人たちばかりでした。

 

しかも、大阪で開催されているのに、セリフは全員「標準語」なのです。

 

実はト書きに個人名を書き込んでしまったので、写真は載せられませんが、いくつかのお芝居のセリフを一人ひとりに振り分けて朗読をしていく台本も用意されていました。

 


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それぞれ声が出るようになったところで、お馴染みの怪談「皿屋敷」の落語バージョンを台本にして、全員で1幕を演じ上げて終了となりました。

 

標準語のイントネーションについては、私も大学時代、名古屋におりましたので、あまり問題なく発音することができました。

 

久々に「大きな声を出す」「感情を込めて朗読をする」2時間のチャレンジでしたが、講師の女優さんが「褒めて育てる」を実践してくれましたので、大変楽しいひとときとなりました。

 

前進座の本部のある東京では、6回連続参加の「朗読講座」も行われているようで、こちらはさらにハイレベルだと思われます。

 

何年かぶりに大きな声を出して気分もスッキリの時間でした。