hayatouriの日記

はやとうり の独り言

行ってきました出雲大社 その2

昨日の続きです。

 

出雲そばのお話でしたね。

 

出雲大社周辺には、出雲そばのお店が本当にたくさんあります。

 

それでも、いろんなネットの口コミなどを見るとそれぞれ個性があるようで、どこに入るかなかなか悩ましいところです。

 

周辺をスマホで調べると、「献上そば 羽根屋」というかなり有名なお蕎麦屋さんが出てきました。

 

そこに行くことにしました!

 

大体「献上」という言葉からお店の歴史がわかるような気がしますね。

 

ホームページによれば・・

 

「明治四十年五月二十七日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、弊店のそばをさし上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことの外御意に召し、それ以来このそばに「献上そば」の名をお許しになりました。

さらに昭和四十年五月十一日には、昭和天皇・皇后両陛下山陰行幸啓に際し御夕食の御食膳に、又昭和五十七年十月十五日には、上皇上皇后両陛下が東宮の御時、御食膳に供する光栄に浴しました。
尚、その間昭和四年十月には梨本宮守正王殿下、賀陽宮恒憲王殿下に、昭和十三年四月には東久邇宮妃聡子内親王殿下に、昭和三十三年十一月十九日には秩父宮勢津子妃殿下の御食膳に供する等、数度の光栄に浴しました。」

 

ということだそうです。

 

ところが、行ってみると・・・

 

駐車場は既に満杯、店の前には20人以上列を作っております。

 

何とか近隣の駐車場で停めるところを見つけました。

 

まあ、「そば」だから回転も早いだろうし、順番に並んでおこうということになりました。

 

ところが、この順番もお店の中にあるタブレットを自分で操作し、順番を取る必要があります。

 

お店の外には、交通整理をするための案内人がおられます。

 

自分の前にあと何人いるのかもタブレットでわかると教えてくれました。

 

「26人」と伝えると、「それなら約50分ぐらいかなぁ」とのお話。

 

順番さえ取れば、列を離れても大丈夫ということで、この辺で歩いて行けるおいしい和菓子屋さんなどを教えてくれました。

 

ところが、残念ながらその日は休みでお店を覗くことはできませんでした。

 

ですが、このお蕎麦屋さんの近所で、昔ながらの家並みのあるところを見つけました。

 

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↑右側の旧家、全部一軒なんですよ!

すごいですね!

 

 

そろそろ時間だということでお蕎麦屋さんに戻って参りました。

 

 

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↑こんな感じの店構えになっております。

 


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約45分ほどでお店へ呼び入れられました。

 

2階に案内され、座敷に通されてメニューから注文したのがこれです。

 

「割り子そば」といいます。


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出雲そばと薬味にそばつゆ、それと天ぷらと天つゆが付いています。

 


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一般のざるそばなどと違って、このように段重ねの器に入っております。

 

この器の側面にお店のロゴが入っていますが、これはお店ごとに違っていました。

 

このそばは、そばの実の中の方を使っておりますので、色は白くなっています。

 

そばは上の方から食べて行きますが、そばつゆを直接そばにかけて薬味を乗せていただきます。

 

そばつゆが過不足なくかかるように、配分に注意する必要があります。

 


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座敷の横には、このような歴史を感じさせる「おかもち」?が置かれていました。

 

さすがに、客が並ぶだけのそばの風味です。

 

そばの香りも茹で方も、のどごしも、さすが老舗店という感じでした!

 

つづく