昨日の続きです。
念願の出雲そばをいただきました。
待ち時間も含めて午後1時半ぐらいに食べ終わりました。
さて、ここからホテルへ向かいますが、車で20分程度です。
まだ少しチェックインには時間がありますが、早く行かなければいけない訳があるのです。
ホテルには25台の駐車場があります。
チェックインした順に駐車場が確保できますので、早くチェックインして、まず1台分を確保しなければなりません。
でないと、駐車場がなくなれば周辺の有料の一般駐車を場自分で探さなければいけないのです。
しかも、ゴールデンウィークの真っ只中なので、一般駐車場が空いている保証は全くありません。
そんな思案をしながら、ホテル指定の駐車場に着いたときにはまだまだ空きがありました。
少し早いですがフロントに荷物を預けた時点で駐車場を確保できました。
荷物を軽くしてタクシー乗り場に向かいます。
ホテルは出雲市駅南口にありますので、駅を通り抜けて、北口のタクシー乗り場へ移動ですが、徒歩で数分の距離です。
車があるのに、どうしてタクシーで行くのか?
実は出雲大社にもたくさんの駐車場があるのですが、ゴールデンウィークの人出です。
駐車場探しだけで、時間を消耗してしまう可能性があるのです。
それを避けるために、少しお金はかかりますが往復をタクシーにすることにしました。
タクシー乗り場で1台のタクシーに乗車しました。
「出雲大社までお願いします!」
すると、運転手さんが「お客さんは今日はどちらからですか?」と尋ねてきました。
雰囲気的にわかるのでしょうね。
「和歌山の白浜温泉に近いところからです」
と答えると
「あ〜〜懐かしいなぁ〜!」と喜んでくれるのです。
後は聞きもしないのに、運転手さんが一方的に喋ってくれました。
「いやね、私ここに来る前は大阪で乗ってたんですよ。
ところが、大阪駅の近所で乗ってくれたお客さんが和歌山県の田辺駅まで行ってくれって言うんですよね。
距離はありましたけど、送ってきましたよ。
ところがね、その日はひどい台風の日でね。
特急くろしおが止まっちゃってるんですよ。
送ったのはいいけど、もう帰りが危なくてね。関係するタクシー会社に連絡をして、そこの事務所で1泊させてもらって、翌日ゆっくり帰ってきたんですよ。」
というような話をしてくれたので、一気に親近感が湧いてきました!
いろいろ出雲大社に関わるお話をしてくれたようにも思うのですが、歴史的な細かな数字を全部忘れてしまったので割愛しますね。
「ところでお客さんは今日は夕食食べに行くところは決まってるんですか?」
「いやぁ〜!ネットで調べて評判の良さそうなところに電話するんですけど、さすがに今夜みんな混み合ってるんですよ、どうしようか困っているところなんです。」
「島根はねぇ、日本酒がたくさんあってうまいんですよ!それでお客さんは飲まれるんですか?」
「ええ、ほんのたしなむ程度ですけど・・」
と言うと、横から誰かが「嘘ばっかり!」とツッコミを入れてきます。
「いや、本当はそれこそヤマタノオロチみたいなもんで!」
これには、さすがのタクシー運転手さんも、ご当地名物が登場したので大爆笑。
酒好きの運転手と客の会話はまだまだ続きます。
つづく