「麻生太郎」という名前を聞いて大体の国民はパッとお顔をイメージできると思います。
そうです!この方です!
内閣総理大臣、財務大臣その他政府及び自民党の要職を勤め上げてこられた超大物国会議員です。
麻生さんと言えば「財務省の代弁者」のようなイメージをもたれる方も多いと思います。
財務大臣在職中は確かにそうでした。
現在自民党の中にも「国の借金が多いので将来国民にツケが回る」
なので国の借金を減らしていかなければならないとの考えの方もいれば、
「とにかく国民が、経済がデフレで疲弊しいるのでこの際積極的な財政出動をしなければいけない」との考えの方も最近出始めました。
「馬鹿を言っちゃいけないよ!そんな財源どこにあるんだ!国債も返済があるから発行を減らして行かなくちゃいけないんだ」というのが財務省の考えです。
俗に言う「プライマリーバランスをとる」というやつです。
ところが最近にわかに「MMT」(Modern Monetary Theory =現代貨幣理論)が注目を集めてきています。
皆様ご存知でしょうか?
この基本理論として
①自国通貨を持つ政府は、財政的な予算制約に直面する事は無い。
②すべての経済は、生産と事業について実物的あるいは環境的な限界がある。
③政府の赤字はその他の経済主体の黒字
という3つの柱があります。
詳しい解説は専門書に譲るとして、このMMTの理論をじつにわかりやすく解説している政治家がいました。
それは意外にも超大物政治家の麻生太郎さんです!
YouTubeでその講演を見ることができます。
今回、私がそのYouTubeの講演を文章にまとめましたのでぜひいちど読んでみていただきたいと思います。
私たちがよく耳にする「国の借金」とは何か?という説明から始めています。
多分「目からウロコ」となるのではないでしょうか。
アップロードされたのは1年前ですが、講演はいつ行われたものか、誰を対象にしたものかは私には分かりません。
例の「べらんめえ」調でしゃべりまくっていますので、文章にするとアレレ?
というようなところもありますが、ほぼ正確に聞き取って書いていると思いますのでそのあたりはご容赦ください。
そしてこの講演がいつなのか分かりませんが、当時の数字が使われておりますので、直近の財務指標ではないことをご了承ください。
(講演中に「ギリシャの財政破綻」の話が出てきますので、2009年以降の講演であることは確実ですが)
本当に皆さんびっくりしますよ!
お楽しみにしていてください!
つづく