連休中はブログを中止させていただきました。
皆さんはどんなゴールデンウィークをお過ごしになったでしょうか?
休日を楽しむ人もあれば、その逆でお仕事に入る方も必ずいます。
オーストラリアやヨーロッパのバカンスのように、給料を気にせず1ヵ月ぐらいお休みがあれば日本人なら何をするでしょうね?
海外の人々は、こんな時に外国をゆっくりと旅するみたいですよ。
さて、私の今年のゴールデンウィークは久しぶりに家族で集まることがあり、沖縄へ行ってきました。
娘夫婦と孫2人が沖縄に住んでいます。
これまでコロナの影響で沖縄に行けなかったので、今回はチャンスだと思って準備しました。
あっという間に、孫のお姉ちゃんは中学2年生になり、妹は4年生になっていました。
そして息子も東京から合流することになりました。
今回、久々に家族で集まることになったのには1つ大きな理由がありました。
私たち家族の将来の在り方を、今の時点で本格的に話し合ってみようということでした。
普段、沖縄・和歌山・東京と離れて暮らしていますので、最近のお互いの生活や環境、経済状態、健康状態など知っているようで実は深くは理解していないのです。
「皆んな元気そうだな、よかったね」というような程度です。
私がこのような「家族会議」をもちかけたきっかけは、やはり南海・東南海トラフ大地震が予想されていることでした。
ある研究者は2025年〜35年の間にこの地震はほぼ確実に起こると予想しています。
(この研究については、「南海トラフ大地震に備えよう!」(2021年12月15日)、私のブログの中でも詳しく紹介していますので一度ご覧になってください。)
その時何とか生き残ることができれば良いのですが、不幸にして家族の誰か動けなくなった時や死亡した時、残された者はどうすれば良いのか?
いや、地震でなくてもお互いの身に何かがあれば、その時どうすればいいかを共通認識にしておきたいということなのです。
一度真剣に話し合ってみたかったのです。
ホテルで集合時間を午後4時と決めて、私たちの部屋に集合と事前にLINEしておきました。
もう30代後半になった娘も息子もいつになく「定刻」に集まりました。
私たちは、互いの資産(流動資産・固定資産)がどこにどれだけあるのかを全て一覧表にしていました。
と言っても、小口の預貯金まで包み隠さず拾いあげただけです。
しかし、私の分は当日資料をスマホに送ることができず、口頭での報告となりました。
(この分については後日送付済みです)
それを私と妻が、それこそ色々な団体が総会でよくやる会計報告のごとく報告しました。
初めて家族全員に対して真面目にやりました。
理由は私の両親が相次いで他界した時に、私自身が大変苦労したからです。
死亡の手続きはどうしたら良い?
公的な手続きや支援はどうやめれば良い?
どこに印鑑がある?
どこに権利書がある?
どこにどんな支払い契約がある?
預貯金はどこいくらにある?
借入はあるのか?
どこかに買掛金はあるか?
どんな引き落としがある?
車検はいつか?
家に積もり積もった粗大ゴミはどうすれば良いのか?
その他ありとあらゆることの手続きや処理に追われた経験があるからです。
同じことを息子や娘たちが経験しないように、準備しておく必要があると思ったからです。
つづく