昨日の続きです。
前回は外国のパビリオンの建設が遅れているお話でしたね。
チェコの計画はこれによれば、2.5メートルよりも深く掘り下げて「地下室」を作る予定になっているらしく、このパビリオンの建設もどうなるか難しいところがあります。
本来であれば、建設許可は出ないはずです。
さて、大阪市はどう判断するのでしょうか?
夢洲1区の土壌汚染について詳しく述べたいと思います。
本来、この地区は「汚染土壌処理施設」として使用されていたところです。
カドミウム・六価クロム・鉛・フッ素などの猛毒物質が埋まっていると2020年4月の掲示板には書かれていました。
そして、その掲示板(警告盤)から中には、人の立ち入りが禁止されていたところです。
人の立ち入り禁止区域ですよ!
そこに盛り土をして万博会場にするわけです。
また、この1区の中には、海底から出てくるPCBを含んだ泥を特殊なビニールパッケージに包み、水分だけを流出させて、PCB泥を分離させて保管しておく場所がありました。
このビニールパッケージも大量に作られています。
その上に盛り土をして、コンクリートを打ち、万博の駐車場にする計画になっています。
さらに1区にはゴミの焼却灰とは言っても、大量の有機物や化学物質が混入しています。
それが土の中でガスとなります。
それを排出させるために、大きな煙突状のパイプが打ち込まれています。
これが夢洲1区には79本あると言われています。
当然誰もが万博中には、このパイプを抜くものであろうと考えるでしょう?!
ところがこのガス抜きパイプを万博開催中に取り外すことはできないのです。
発生しているガスはメタンガスであるため、パイプを抜くと爆発する可能性があると言われています。
有毒ガスのメタンガスがずっと吐き出されているパイプを温存して、万博会場では、広場や駐車場・イベント会場になってしまうわけです。
実に恐ろしい話です。
また1区には、雨水等が発生した場合、それを逃す池が設置されています。
しかし、そこで流れてくる水というのは汚染された水ですから、この溜池には汚染水が溜まっていることになります。
(いやいや、主催する人たちは、どこかであったようにこれは「処理水だ」なんていいかねませんね(笑))
汚染水はたまり続けますから、当然溜池から排出しなければなりません。
では、それはどこに排出しているのでしょうか?
まだまだえげつない恐怖が続くのです!
つづく