昨日の続きです。
最初の墜落場所は長野県北相木村だと報道されました。
たまたま、ラジオの文化放送の報道記者が長野県に遊びに行っていました。
北相木村がそんなに遠いところではなかったので、本社からの指示でそこに向かうことになったのです。
彼は、自家用車を借りて北相木村の役場に飛び込みました。
ところが北相木村にはジェット機墜落のような様子が全くありません。
ふと彼は空を見上げました。
すると、山の反対側に飛行機が燃える赤い炎が空を赤く染めているのを見て本当に心が悲しみで震えたと言います。
私もグーグルマップで距離を測ってみましたが直線距離で7キロほどしか離れていませんでした。
実は、本当の墜落地点を報道したのはテレビではなくて文化放送のラジオでした。
彼は墜落直後に発見したのです。
当時の文化放送の社内報告によれば、やはりこの墜落地点確認の文言が同じように確認できるようです。
それどころか、墜落地点である上野村の村長は直ちに県と国に「墜落現場はうちの村です」と報告を入れています。
しかし、なぜかそれを無視して、国やNHKを中心とした報道機関は1日中墜落地点を不明だと言い続けたのです。
そしてもう一つはすぐに、その原因として圧力隔壁破断説というのが出てきたわけですが実はこれはありえない話だったのです。
何故それがありえない話なのでしょうか?
圧力隔壁が本当に破断したとすればどういうことか起こるでしょうか?
機内には急減圧という現象が起こります。
当時、飛行高度は24000フィートで7315メートルであり、エベレストの頂上よりも少し低い程度でした。
機内の圧力が一気に外に吹き出したとしたら、一体何が起こるのか?
減圧により人間の目や耳がダメになってしまいます。
もちろん呼吸はできず、酸素マスクをしていないと生きてはいけません。
酸素マスクをしていない場合は、5分以内に低酸症と起こしてもはや人間としての思考能力の停止、生命活動の停止が起こります。
この事実は医学的実験によって証明されています。
ところが、123便のパイロットたちは20分にわたって酸素マスクなしで管制塔とずっと交信を続けているのです。
乗客も、その時間に家族や友人、知人にメモ等を書いてメッセージを残しています。
圧力隔壁破断説に対しては全くありえないことが事実起きているのです。
全くの論理矛盾が起きています。
最終的には4人の生存者がいましたが、この4人の生存者の目や耳に、全く障害が残っていませんでした。
後ほど生存者の話を書こうと思いますが、墜落直後でも、生存者同士の家族で会話もできていたのです。
ヘリの音を聞いたり、光を見たりしています。
ですから、耳や目に障害が残っているはずがありません。
このことから「急減圧」は起きていない!
ということが証明できるのです。
つづく