昨日の続きです。
妊婦さんが自分で車を運転できないなら他人の力を借りるということですが、他にまだこんな手段もあるそうです。
残念ながら当地にはありませんが・・
その名もズバリ「陣痛タクシー」!
私は「陣痛タクシー」って初めて知りました。
皆さんはご存知でしたか?
どういうものかご紹介したいと思います。
普通のタクシーではなく、「陣痛タクシー」を利用するメリット。
①24時間対応してくれる
まず、陣痛タクシーは24時間いつでも配車を依頼できます。
通常のタクシーの場合、夜が遅すぎたり逆に利用者数が多すぎる時間帯だったりすると、なかなか配車してもらえません。
仮に普通のタクシーの配車依頼ができたとしても、陣痛時は乗車拒否されるケースがあります。
理由は、破水などによって車内が汚れたり、安全に送迎できないリスクがあるからです。
その点、陣痛タクシーは事前登録さえ済ませておけば、時間帯問わず24時間いつでも配車可能です。
もちろん陣痛時に乗車拒否されることは万が一にもありえません。
②道案内が必要ない
陣痛タクシーの利用には事前登録が必要です。
しかし、登録時に産院を申告しているため、陣痛時や出産時にタクシードライバーに対して道案内をする必要がありません。
したがって、「痛みで道案内なんてできそうにない」と不安に思う必要はなく、安心して利用できます。
③出産の前後でも利用できる
「陣痛タクシー」というサービス名から、出産直前しか利用できないと思ってしまうかもしれませんが、出産時以外の通院時でも利用できます。
毎週決まった曜日の決まった時間に送迎をお願いしたい場合も、タクシー会社によっては相談すれば要望を受け入れてくれます。
臨月を迎えるといつ破水するかわからないので、公共交通機関や普通のタクシーを利用するのは気が引けるという人は少なくありません。
そういった方のための「陣痛タクシー」なので、出産時以外でも積極的に利用できます。
④車内を汚しても臨機応変に対応してくれる
「陣痛タクシー」は一般的なタクシーとは異なり、車内が全て防水になっています。
急に破水して車内を汚してしまった場合も、清掃料を請求されることはありません。
また、陣痛タクシーサービスを展開しているタクシー会社では、陣痛タクシーのドライバーに対して特別な講習を行っています。
陣痛時の送迎において注意すべき点をしっかり学んでいるため、陣痛や破水を起こしても臨機応変に対応してくれるので安心です。
つづく