昨日の続きです。
実は、パーキンソンの法則を克服すれば、ビジネスの利益率を大幅に上げることができます。
どういうことかというと、ここまでの説明で、パーキンソンの法則にとらわれなくなれば、時間とお金に余裕を持てるようになるというお話をしてきましたよね?
実はこれは言い換えると、工数と経費を抑えられるようになる、ということなのです。
今ある仕事の工数と経費を抑えることができれば、今より安いコストで商品を生み出すことができるようになります。
つまり当然、利益率が上がるというわけですね。
このようにパーキンソンの法則を克服することは、皆さんの会社やビジネスの業績に直結します。
そのためにもパーキンソンの法則への対策はきっちり行い、無駄を省いたビジネスや組織運営を目指しましょう。
あとは、無駄な時間とお金を省ききったあとには、商品価格の見直しも行ってみてください。
なぜなら、さらなる利益率の向上が期待できるからです。
実は日本の中小企業や個人事業主は、商品が持つ本来の価値よりも安い販売価格を付けがちである、という事実があります。
大企業と無理に価格競争をして、なんとか売上を確保しようとするからです。
しかし、商品価格を下げて売上を伸ばそうとす戦略は、中小企業の場合最適ではありません。
薄利多売戦略を取れないスモールビジネスでは、価格競争ではなく、差別化によって売上を伸ばすべきなのです。
そうすれば利益率が上がり、会社の業績を好転させることができます。
パーキンソンの法則は、特定の人にだけ働くものではなく、多くの人が持つ習慣のようなものです。
そのため、無意識に時間やお金を無駄にしてしまっている人は、非常に多くいます。
だからこそこの機会に、ぜひ1度自分や組織を見直してみましょう。
ちなみに、パーキンソンの法則の対策をきっちり行い、組織単位で克服することができれば、会社の利益率が大幅に上がり組織も活性化する可能性があります。
これは単純な話で、時間とお金の無駄がなくなるということは、無駄な工数と経費がなくなるということだからです。
つまり、今までかかっていた無駄なコストがなくなることで、結果的に利益率が向上するというわけですね。
中小企業と経営者にとって、利益率はとても重要な指標です。
少しでも利益率を上げられるように、できるだけ無駄なものは省いていくようにしましょう。
あとは、利益率を上げる手段として、商品価格を上げるというのも効果的です。
それこそパーキンソンの法則の対策と併せて行えば、無駄なコストを抑えつつ価格を上げるということで、大幅な利益増が見込めます。
パーキンソンの法則の対策を行うさいには、同時に商品価格の見直しなども行っておきましょう。
パーキンソンの法則は、時間とお金を無駄に浪費してしまう法則です。
これは特定の人だけに作用するものではなくて、万人に影響を与える法則でもあります。
だからこそこの機会に対策を考え、実行に移してみてください。
今回もブログにお付き合いいただきありがとうございました。