hayatouriの日記

はやとうり の独り言

ストレスを考える  その4

 

昨日の続きです。

 

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これを見ると、ストレスレベルに関係なく、「家族以外の友人、職場の同僚、その他社会団体の人々との交流」については、悪くなったと感じる人が多いことが分かります。

 

コロナ禍で孤独社会の傾向が強くなったといえます。

 

一方で、「パートナーとの関係、スキンシップ」「やるべき役割や目標の実現度」「会社・職場とのつながり」については、高ストレス者と低ストレス者で異なる傾向が見られました。

 

高ストレス者では、いずれも「良くなった」と答えた人に比べて「悪くなった」と答えた人の割合が高くなっています。

 

また、悪くなったと答えた人の割合は、低ストレス者と比べて非常に高いことが分かります。

 

特に、「パートナーとの関係、スキンシップ」「やるべき役割や目標の実現度」が悪くなったと感じている人の割合について、高ストレス者と低ストレス者の違いが大きくなっています。

 

続いて、健康的な生活には欠かせない休養、食事、運動などの習慣について、コロナ禍における変化はどうでしょうか?

 

厚生労働省の定める「健康作りの3要素(休養、栄養、運動)」に関する変化を、ストレスレベル別に見てみます。

 

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高ストレス者では、全ての項目で「良くなった」と答えた人に比べて「悪くなった」と答えた人の割合が高くなっています。

 

休養の質・量については、睡眠、睡眠以外ともに悪くなったと答えた人が半数を超えました。

 

高ストレス者の多くが、十分な質・量の休養を取れていないと感じています。

 

コロナ禍3年目、変わった生活スタイルに徐々に慣れてきても、やはり人と会いづらかったり、運動不足になりがちだったりする中で気付かぬうちにストレスを抱えていることもあります。

 

十分な休養を取り、体をリフレッシュすることが必要ですね。

 

さて、次回からは男性の「ストレスオフ県ランキング」について見ていきたいと思います。

 

つづく