昨日の続きです。
オーストラリアの賃金には驚くばかりです!
さて、今回登場のナオキさん。
今彼は正看護師です。
給料の上際、8年目でストップするらしいのですが、時給50ドル以上もらえているようです。
日本に比べると本当にかなり高いといえます。
ここでまた例の質問です。
オーストラリアの給料は良いけれど、物価も高いから、実質日本とそんなに変わらないのではないかとの意見をどう考えますか?
彼は答えます。
確かにオーストラリアの物価は高く感じます。
外食や家賃なども非常に高いです。
でも外食は毎日しないですし、それらを条件に入れても、毎月40万円位は簡単に貯めることができます。
(オイオイ!言いますねぇ!)
大変なことをさらっと言っていますね😃
その他にも、ナオキさんはこんなことも話しています。
まず年休の日数がかなり多いことにびっくりしたようです。
逆に、オーストラリアで日本の年休の話をすると驚かれるのが普通だそうです。
彼の前の日本の職場は、年に10日ほど。
オーストラリアでは、現在6週間(42日)で看護師はだいたい4週間から6週間もらえるみたいです。
ヨーロッパとか海外旅行に普通に行けますよね。
ナオキさんは本当にこのシステムは最高だと思うし、逆にどうやったら使いきれるのかとの悩みもあるそうです。
彼は今、有給休暇がたまりにたまっているので、来月日本に帰って旅行でもしようかなと言う計画だそうです。
有給休暇もオーストラリアでは日本のように、使わなければ消えてしまうというようなことはありません。
お金で支払われるようなところもあれば、使わせられるようなところもあるようです。
ナオキさんは話します。
日本にいた時は「I live for work」なのが、こちらでは「I work for live」なんですよね。
日本だと「仕事をするために生きていますよ」こっちだと「生きるために仕事をしています」
さて、インタビューはまだまだ続くのですがご紹介はこれぐらいにしておきたいと思います。
オーストラリアで働く日本人たちの感想を聞いて、皆さんはどう思いになりましたか?
なぜ日本人が外国に憧れて日本を離れるのか?
そこに日本の課題が見え隠れしているのではないでしょうか。
このブログの最初の時点に戻りますが、海外からの技能実習生も当然仕事と国を選ぶことができます。
果たして、今の日本は彼らの瞳に魅力的に写っているのでしょうか?
いや、それどころか、日本の若者たちが海外へ流出するこの実態をどう捉えれば良いのでしょうか。
一方、若い人たちはできれば国内外で様々な経験を積む必要があると思います。
それは日本の国際化にとっても将来に向けて大変意味のあることでもあります。
これからも、日本が若者にとって希望のある国であってほしいと切に願っています。
今回のブログも長くお付き合いいただいてありがとうございました。