先日、YouTubeを見ていると「この世で最も過酷な仕事」の面接シーンがありました。
募集されたとある職業の労働条件は「24時間365日休みなし、無給!」
これからその面接官と応募者との対話を再現してみたいと思います。
――ネットと新聞の求人広告で集められた応募者たちが、面接官とウェブカメラ越しに面接を行っています。
面接官:こんにちは。お待たせしました。
応募者たち:こんにちは。はじめまして。
面接官:この面接を受けたことが有りますか?
(首を横にふる応募者たち)
面接官:まずは仕事の内容からお伝えします。
これは簡単な仕事ではありません。
とても重要な仕事です。
役職は現場総監督です。
でも実際はこの役にとどまりません。
仕事上の責任はとっても広範囲です。
あなたが任される役職はとても流動的です。
さらにほぼ全ての時間、立って作業します。
立ち作業と屈んだ姿勢で作業し、とても体力を必要とします。
応募者A:わ……わかりました。
応募者B:大変そうね。
応募者C:何時間くらい?
面接官:週に135時間かそれ以上、基本的に週7日、毎日24時間。
応募者D:でも、途中で座ったり出来るんですよね?
面接官:休憩時間についてですか?
応募者D:はい。
面接官:休憩時間はありません。
応募者E:それは合法なの?
面接官:もちろんです。
応募者E:わかりました。ランチは?
面接官:ランチは全ての同僚が食べ終わったあとです。
応募者A:いや、それは、ちょっとヒドく無いかな?
応募者F:ダメよ。そんなのおかしいわ。
面接官:この職位は交渉力と交際力が求められます。
そして私達が必要としているのは、医学と金融学と栄養学に通じている人物です。
複数の役職を兼任することが求められます。
常に周りに注意を払い、時には同僚と徹夜ということも。
一睡もすることなく。
大変な仕事をするのですから、あなたのプライベートな時間は諦めてもらいます。
事実上、休みなしです。
クリスマス、感謝祭、正月、などでは、仕事量がもっと増えます。やりがいのある仕事でしょ?
つづく