hayatouriの日記

はやとうり の独り言

前回の続きで「相続」を考える その8

 

昨日の続きです。

 

簡単にこれまでの今回のブログの内容をまとめたいと思います。

 

相続によるトラブルを避ける備えは以下のようになります。

 

①相続人の数を確認

 

被相続人の戸籍謄本集めて、誰が相続人かを確認します。

 

家系図を書きながら作業進めると、相続人の箱がスムーズになります。

 

②財産、目録を作成して、遺産総額を算出します。

 

被相続人と一緒に家族で財産を全て洗い出す必要があります。

 

その際、借り入れや借金といった夫妻も忘れずに記入しなければなりません。

 

③相続人数をもとに基礎控除額を算定する必要があります。

 

3,000万円+600万円×相続人の人数

 

の計算式に①で確定した人数を入れて基礎控除額を計算します。

 

相続税を計算します。

 

②で確定した遺産総額から③の基礎控除額を引きます。

 

この金額がマイナスなら、相続税の申告する必要はありませんが、プラスなら相続税の申告しなくてはなりません。

 

相続税も踏まえ、遺産の分け方を話し合う必要があります。

 

遺産総額から基礎控除を除いた額がプラスなら相続税がかかります。

 

遺産総額を減らす生前贈与といった相続税対策を検討する必要もあるでしょう。

 

しかし、何より大事なのは相続問題を「家族で共有」しておくことです。

 

遺産をどうわけるのか、懸案事項がないかを家族で確認しておく必要があります。

 

家族全員が元気でしっかりと相談できる状態の中で、早く始めるほど賢く相続税対策ができると思います。

 

ずいぶん長くなってしまいましたが、私自身の勉強も兼ねてまとめてみました。

 

ぜひ参考にしてみてください。