ブログは書き上げてはいたのですが公開したつもりがまだでした💦
これは一昨日の続きです。
羽田空港からモノレールに乗るのは初めてかもしれません。
しかし案内はわかりやすいので、あたふたする事はありませんでした。
このモノレール、結構スピードを出します。
左右の揺れもひょっとすれば普通の鉄道よりあるのかもしれません。
乗り換え一回で上野駅に到着です。
☝ クリック
8月20日日曜日まで開催されています。
もちろん当日券もあるのですが、ずいぶん混雑が予想されるため、事前にネット等での申し込みが安全かと思われます。
上野駅を降りると公園の中を抜けて歩くわけですが、休日でもあり、カップルや子供連れの家族が大勢遊びに来ています。
「いや、やっぱり東京には若い人が多いなぁ〰︎」というのが正直な感想です。
この辺は東京芸術大学も近く、様々な文化芸術施設が林立しています。
一際人目を引くクジラのモニュメント!
これは東京国立博物館ですね。
上野駅からゆっくりで徒歩15分ぐらいかかるでしょうか。
ようやく東京都美術館に到着です。
もうこの頃には、汗をかいて、喉が渇いて、結構大変でした。
この展覧会目当ての人たちも大勢訪れています。
実は、マティスについては少し思い出があります。
昔、大学を卒業してすぐに病院勤めをしていた頃、医局を担当していた時がありました。
どこの医局もそうでしょうが、個性豊かな医師たちがいるものです。
その中でも、とりわけ中心的な役割を果たしていたK医師がいました。
医者としても油の乗り切った40代半ばで内科の陣頭指揮をとっていました。
ある時、背後から急に声をかけられました。
「あのね、ハヤトウリ君、君はピカソとマティスのどちらの絵が好きかな?」と。
エェ〰なんでそこに来たのか?
と密かに思いつつ
「そうですね、僕はどちらかと言うと歳をとったときのマティスの絵が好きですね」と答えました。
ほぼほぼ無駄なものをそぎ落として、自分が描きたい本質を、まるでロゴマークのように表現できる感性と技術に以前からずっと魅力を感じていたのです。
「そうですか!実は僕もマティスが大好きなんですよ!」
そう言って、K医師はまるで「同志を得たり」というような笑顔を残して、医局を出て行きました。
実は後に知ることになるのですが、その頃K医師は、既に洋画の勉強をしていました。
2〜3年後、突然個展の案内がきたのです!
その後、彼は京都に転勤することになりましたが、京都の画廊でも個展を開くようになり、画家としての活動も始めるようになりました。
さて私、実物のマティスを目にするのは生まれて初めてです。
つづく