昨日の続きです。
阿佐ヶ谷のホテルにいったんチェックインし、若干の休憩を取った後、少し早めにタクシーをホテルにお願いしました。
すると、フロントマンは「土曜日のこの時間帯は、非常にタクシーの確保が難しい時間帯になっております。
ホテルでお呼びしましても、確実なお時間で取れないことが多いです。
ちょうど、ホテルの前の道路の向かい側の車線で、流しのタクシーを拾う方が確率は良いかと思います。」
とのこと。
言われるままに、向かい側にある消防署の前で流しのタクシーを止めようとしますが、やはりなかなか来ません。
しばらくがんばりますが、タクシーはやってきません。
やむなく、上り下り、別々に分かれてタクシーを拾うことにしました。
そこで気がついたのですが、ホテル前の車線では、タクシーがどんどんやってきますが、ほとんどが「回送」のランプを表示しています。
「回送?」って、電車やバスじゃあるまいし、一体何のことでしょう?
そんなことを考えながら何台かをやり過ごしました。
実は、この「回送」の意味を明日知ることになるのです。
そしてついに、向かい側の消防署の前でタクシーを1台捕まえることができました。
さぁ、ここからいよいよ中野サンプラザへ直行です。
中野サンプラザは、皆さんもよく歌番組や中継などで名前は聞かれたことがあると思います。
いま東京都のあちこちで再開発が進んでいます。
渋谷駅や池袋駅など巨大ターミナル駅の再開発が有名ですが、実は中野駅でも「100年に一度」と言われる大規模な再開発が進んでいます。
その数なんと11事業!
すべての事業が完了するのは2029年とされており、大きく中野の街が変わろうとしています。
この中野駅前の再開発により、1973年6月1日以降営業してきた「中野サンプラザ」ですが、ついに解体される事が決定し、2023年7月2日には閉館する事になってしまいました。
その中野サンプラザが営業終了するまでに、週末、日本の有名なミュージシャンたちが中野サンプラザで公演をするという企画があったのです。
それが50年にわたる歴史の集大成として、2023年5月〜7月にかけて異例の長期間にわたる「さよなら、中野サンプラザ音楽祭」でした。
ちょうど6月17日がAwesome City Clubのワンマンとなっていました。
さて、中野サンプラザに到着しました!
まだまだ開場に時間がありますが、とにかくお昼のサンドイッチ以来何も口していません。
あまりにお腹がすいたので、ちょうど前のコンビニでおにぎりを買って開場待ちです。
つづく