hayatouriの日記

はやとうり の独り言

「夏と言ったら、これ!」

 

前回まで重めのブログだったので、今回はさくっと軽くいきたいと思います。

 

皆さんにとって「夏と言ったら、これ!」というものはありますか?

 

例えば花火? 海水浴? キャンプ?

 

私にとって夏といえばコレです!

 

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そうです!岩牡蠣

 

1シーズン2回位は通販で買っています。

 

実は、私、今から27年ほど前の年末に「冬の生牡蠣」を食べて、A型肝炎にかかり1ヵ月間入院の経験をしております。

 

退院後2カ月間のアルコールも禁止!

 

完治まで3ヶ月かかりました。

 

何しろ、GTP GOTが1500近くに跳ね上がっていましたので、「下手すりゃ死ぬよ」と医者に言われました。

 

先日もその話を知人にすると、「初期症状はどんな感じですか?」と聞かれたので、「あぁそうか、かかったことのない人にはわからないんだなぁ」と思いました。

 

ちなみに、簡単なA型肝炎の紹介を!

 

A型肝炎はウイルス性の肝疾患です。症状は軽症から重症まで幅があります。


A型肝炎はウイルスに汚染された食品や水を摂取したり、感染した人に直接接触したりすることで感染します。

 

私の場合は、12月半ばに食べた生牡蠣からです。

 

潜伏期間は二週間ほど。

 

だから私の場合、まさに正月に苦しんだわけです。


A型肝炎は、ほとんど全ての人が回復し、生涯にわたり免疫力を保ちます。

しかし、極めて稀に、劇症肝炎で死ぬことがあります。

 

(つまり、私はラッキーなことに入院の対価としてA型肝炎に対して、生涯にわたる免疫を獲得してしまったのです!)

 

念のため、ブログ読者の皆さんに詳しい症状や顛末をに知ってもらうのも有りかも!

 

この話は、また機会があれば紹介したいと思いますが、私の人生の中では最高レベルにしんどい病気でした。

 

よくある話ですが普通であれば、もはや精神的トラウマとなり、同じ食事や食材は受け入れられない人が多いと思います。

 

ですが、私は全くそんなことがありませんでした。

 

話を元に戻します。

 

はっきり言って「岩牡蠣」の名前の通りぱっと見は「岩」。

 

これをどうやって開いていくのかの簡単な説明を。

 

まずは、たわしなどを使って真水で殻をよく洗浄します。

 

稀に海洋生物などついていることがありますのでしっかり洗ってください。

 

そして牡蠣の平な方を上にし、蝶番を手前、曲線の膨らんだ方を向こう側に置きます。

 

貝柱は、平な面に十字架を切ると交点の右側にありますので、まず上の貝柱を外す必要があります。

 

ここで登場するのが「カナヅチ」!

 

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貝柱に1番近い外側の縁を少し割ります!

 

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縁が少し欠けたのがわかりますね。

 

そこに向けて、牡蠣ナイフを差し込んで行きます。

 

この際、必ず軍手が必要です。

 

また、牡蠣を安定させるため、下には濡れ布巾などを敷くと良いでしょう。

 

牡蠣ナイフは決して鋭利ではありませんが、下手すると怪我をしますから注意です!

 

グリグリと慌てず、隙間を探していくと、一瞬スポッと入る瞬間があります。

 

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そこから上蓋に沿ってナイフを滑らせ上の貝柱を切断します。

 

そうすると、自然に蓋が緩んで来ます。

 

手で上蓋を引き剥がすときれいな身が見えてきます。

 

この勢いで、下の貝柱もじっくりと外してしまいましょう。

 

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この段階では、細かい牡蠣のかけらなどが付いていますので、身は流水でよく洗います。

 

その後、若干塩を入れた氷水の中に浸けておきます。

 

すべての牡蠣をこのように開いていきます。

 

次に牡蠣の殻の熱湯消毒をします。

 

沸騰するお湯の中に、5分ほど入れておきます。

 

時間が来たら、水で熱を取り氷水に入れておきます。

 

この殻をお皿に見立て、大葉を敷き、刻んだ戻しワカメを載せておきます。

 

氷水から身を取り出し、軽く3等分ほどして、ワカメの上に盛り付けます。

 

お好みで紅葉おろしやレモンなどで味を補ってください。

 

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私が利用する岩牡蠣には、大腸菌などの検査結果が添付されております。

 

漁業関係者の方も随分と衛生面では気を配っておられるようです。

 

牡蠣には「加熱用」と「生食用」がありますのでご注意ください。

 

もちろん岩牡蠣を開いて加熱しても全然大丈夫です。

 

また開かずに蒸しても美味しくいただけますよ!

 

皆さんもぜひ機会があれば、「海のミルク」と呼ばれる夏の岩牡蠣をお楽しみいただけたらと思います。