昨日の続きです。
ずいぶん長く、今回のブログが続いていますが、あと少しですのでお付き合い下さい。
前回は「家の中でバッタリ」のパターンを検討しましたが、今回は「外でバッタリ」パターンです。
例えば外で倒れた人がいるとして、私が救助でしかるべき立場であれば、当然本人確認をする必要がありますよね。
簡単に言えば「持ち物検査」をして、住所や名前の確認できるものを探さないといけません。
大体は運転免許証や健康保険証等、その人を証明するものが何か見つかるはずです。
そして、カード入れから通院している病院の診察券等が見つかると、既往歴も追跡することが可能になります。
結局「外でバッタリ」でもそのような情報を持ち歩くことが必要になります。
「携帯用救急情報カード」を作成し利用しましょう。
「携帯用救急情報カード」とは、医療情報や緊急連絡先等を記入し、財布などに入れて携帯するカードです。
外出時に急病で倒れて意識がない、また意識があっても病状をかけつけた救急隊員に説明できない場合がよくあります。
「携帯用救急情報カード」の情報を見ることで、その人の医療情報や緊急連絡先を確認し、適切な医療活動のために活用することができます。
「救急情報シート」と同様、記入した情報に変更があれば、必ず最新のものに書き換えてください。
このカードの雛形も、自治体や消防署のホームページからダウンロードすることができます。
携帯する方法は様々ありますが、例えば少し大きな「お守り」のような形でカバンや持ち物にぶら下げるタイプもあります。
ここまで、長々と今回の「死に方がわからない」ブログを書いてきました。
ブログを書きながら実は私自身も勉強しています。
やがて「お一人様」になった時、慌てず、あせらず、しかししっかりと準備だけはしておきたいと思いました。
最後に、さらに詳しく「死に方」を勉強したい方は『死に方がわからない』門賀美央子 双陽社をぜひお読みになっていただきたいと思います。
今回のテーマはこれにて終了といたします。
長い間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。