hayatouriの日記

はやとうり の独り言

叔父のことなど  その8

昨日の続きです。

 

日にちが変わり、今日の6時からお通夜ということでした。

 

葬儀屋さんがお昼過ぎには来て欲しいということでまた和歌山市に向かいます。

 

途中、車の中で電話が可能な妻にお願いし、予約していた病院や介護支援センター、ケアマネージャーさん、そして、叔父の妻が入院している施設にも連絡を入れました。

 

叔父の妻の入所している施設には、葬儀やお通夜は取り行いますが出席のほうは気にしないようにとお願いしました。

 

施設の方からは知っている妻の姉妹などに連絡を入れると言ってもらいました。 

 

お通夜までの間に信託会社の担当弁護士に連絡を取り、今後の対応を協議しました。

 

まず、わかる限りの貴重品や現金、年金等公的書類を調べて預かってほしいとの事でした。

 

幸いにも、これらのものは叔父が1つのリュックサックに保管していたので、それを預かった旨を伝えると、これは法的にも大丈夫ということでした。

 

例えば、両親など身内が死亡したときには、役所に対して返さなければいけない書類もたくさんあります。

 

また、電気、ガス、水道等の公共料金の手続きなども必要になります。

 

しかし、叔父の場合は公正証書遺言を残していたこともあり、その妻もまた重度の認知症でもあります。 

 

生前に、妻には成年後見人をつけたいと意思表示をしていたことから、その方向で話が進んでいます。

 

本来は、叔父自身が申し立て人になるのですが、死亡したため、私が成年後見人申し立て人の準備を進めています。

 

このことで一切の公的な手続きは後見人に委ねられるので、私が今の段階で勝手にいろんな契約を解約したり、支払いをしたりする事はできないという条件になっております。

 

もはや今の段階で、鍵は預かっているとはいえ、勝手に叔父の家に出入りすることなども許されません。

 

財産の管理は、成年後見人に引き継がれ執行されることになります。

 

大体は、弁護士や司法書士がその任務にあたるのですが、決まるまでにはかなりの時間がかかることが予想されます。

 

もし何らかの理由で、成年後見人を希望される方は早めに準備を進めることをお勧めします。

 

手続きは、各市町村役場で「成年後見人をつけたい」と申し出れば対応してもらえます。

 

例えば、和歌山市にはきちんとした窓口が設置されています。

 

大体の関係する部署や施設などに連絡をすることができ、お通夜までの間にほぼ片付けることができました。

 

ただし和歌山日赤には救急外来の支払いをまだ済ませていないので、後日保険証を持って支払いに行く必要があります。

 

いよいよ、お通夜と葬儀、火葬を済ませれば私の家に連れて帰ることができるようになりました。

 

つづく