季節によっておいしい食べ物がありますよね。
というか育ってくる中で体で覚えてしまっている味覚みたいなものですね。
私で言えば春から夏にかけては魚ではカツオ!
大阪暮らしをしたときにやっぱりカツオは新鮮なものが1番と痛切に感じました。
小さな頃からふんだんに新鮮なカツオを食べてきましたから。
大阪のスーパーで「カツオ祭り」があってちょっと覗いたところ、「ケンケンガツオ・すさみ産」と大書きしてありました。
でもカツオを見た瞬間
そりゃ〜ないやろ!
でした。
そしてこの冬の時期に食べたくなるのが猪肉!
実は亡くなった親父が狩猟をしていて鹿や猪肉が常時どうしようもない位の在庫があったのです🐗。
どちらも畑を荒らす害獣ですから、近所の農家さんには大変喜んでいただきました。
もちろんご近所さんにもおすそ分けします。
やっぱりどちらかと言えば猪肉を皆さん好まれました。
最初の頃は親父も元気で、数頭の犬を飼い、彼らと共に猟友会の仲間と山で猪を追いかけました。
少し歳をとってくると今度はくくり罠を覚えて、けもの道にワイヤーを仕掛けて捕まえるようになりました。
猪が暴れて危険な時は、猟友会の仲間に撃ってもらうのですが、猟銃の音が山にこだまします。
実際にそばで発砲音をきくと半端なく音デカいです!
そうするとご近所の人たちが「獲れたか」と覗きに来るのですが手には鍋が🤣🤣
何しろ猪取りには条件が良くて、ちょうど我が家の裏山がそのポイントなのです。
どれだけ猪との距離が近いかと言うと、夜中寝ていると家の庭を猪が頻繁に歩いているのがわかりました。
彼らの鼻息がすごいのでわかります。
ある時などは、朝玄関を開けると真正面に大きな猪が死んでたことがありました😵😵😵
最近はYouTubeなどでもイノシシの解体の投稿があります。
うちの親父がそれを1人でやっておりましたが、どっかで習ったわけでもなく幼い頃からの見よう見まねでやっていたようです。
こうすれば肉質が良くなるとか、血抜きはこうしてとかいう技術はほとんど我流だったと思います。
なのでジビエブームの今から考えれば、相当程度の良くない猪肉を食べていた可能性があります。
病院勤務時代にでっかい猪肉ブロックを持って帰り、医局のドクター方と居酒屋でぼたん鍋を作ってもらい大騒ぎしたことがあります。
猪肉は常時食べていましたが、その時に初めてぼたん鍋というものを知ったのです。
焼肉とかすき焼きばっかりだったのでカルチャーショックでした!そしてうまいのです!
最近は狩猟する人も減り、猪肉をいただくこともなくなりました。
なのでこの時期インターネットで猪肉をいつも購入します。
その店はハンター皆さんと契約して、年間相当数の猪肉や鹿肉の生産をしています。
👆クリック
もちろん、生肉🥩のある季節はそれを買うこともできます。
精肉もプロがしているため、ぱっと目には猪肉とはわかりません。
さてと、では今夜のぼたん鍋の準備でもしようかな👍