皆さんご存知の通り、飛行機の料金にはエコノミークラス、ファーストクラス、ビジネスクラスなどいろんなクラスがあります。
もちろん座席のサイズや食事などのサービスにも差があります。
コロナ禍で東京ニューヨーク間の飛行機代は上昇しています。
ボーイング777で、各クラスすべてで244席あるようです。
エコノミー席が147席
プレエコ(エコノミーのワンランク上)40席
ビジネスクラスが49席
ファーストクラスが8席
だそうです。
これは昨年12月時点での片道の料金ですが
エコノミー席209,500円
プレエコ席386,000円
ビジネスクラス765,000円
ファーストクラス1,724,000円
となっているようです。
エコノミーとファーストクラスでは約8倍の料金の違いがあります!
この条件で飛行機が満席で飛んだとすればいくら入るでしょうか?
それは9751万3500円となります!
これは見方を変えれば片道ほぼ1億円の売り上げを出さないと東京ニューヨーク間の飛行機は飛ばない、飛べないということになります。
では飛行機のクラス分けの意味について考えてみましょう。
例えば飛行機をエコノミー席だけで飛ばしてみると考えましょう。
ファーストクラスなどを潰しますから座席数は増えます。
ボーイング777をエコノミー席だけで敷き詰めると351席用意できるようです。
209,500円× 351 で簡単に計算できます。
すべてエコノミー席の料金で賄うとすると73,534,500円しか入って来ません。
これでは飛行機は飛ばせませんし、残りの差額料を徴収しなければなりません。
一人当たり68,316円になります。
ざっくりと70,000円だと考えましょう。
ここまでくるともうお分かりでしょう。
残りの差額を誰かが負担していたからこそ、エコノミー席の値段があの価格に抑えられていたのです。
つまり一人当たり約70,000円近くのエコノミークラスの料金をVIPたちが負担していてくれたということになります。
夫婦で飛行機に乗った場合140,000円近くをVIPが負担してくれることになります。
ご夫婦で東京ニューヨーク間往復で飛んだ場合なら約280,000円近くをVIPの方々が負担してくれていたのです。
このように考えてみれば、富裕層の人たちやVIPの負担がなければビジネスが立ち行かなくなる場合もあるでしょう。
もしくは私たちのような一般人の負担が増えていくことにもなるでしょう。
逆にそのところをよく理解して富裕層へのサービスをうまく設計することがビジネスにとってとても大事なところだといえます。
私の場合は逆立ちしてもそのサービスを受ける事は将来的にもできませんが😆