昨日の続きです。
コンビニ
⑥次に不良品という項目です。
これは食品の廃棄ロスです。
いまや社会問題になっていますが、現在でも減っているとはいえやはり食品ロスは多いようです。
こちらの店舗では32万円、基本的に1.6%です。
この程度は毎月食品ロスが出ていると考えてもいいと思います。
⑦不良品の本部負担
数年前本部VS加盟店の法的な争いがずいぶん起こりました。
この時に、あまりにも本部が加盟店に対して圧力をかけていることが明らかになりました。
その結果、本部が不良品の廃棄の一部分を負担するという契約がなされました。
この店舗では数万円の負担を本部がしてくれることになりました。
⑧雑費
これはいわゆる保守点検費、店内で使うトイレットペーパーなどを店内使用費。
クレジットカードの決済手数料。
これらは雑費の中の非課税雑費の項目に入ってきます。
特に保守点検費の貸与物として本部から借りているものが結構あります。
レジとか大型冷蔵庫、アイスケースこういうものは全部本部の資産になります。
気づかないところでは自動ドアも貸与になります。
しかし使用管理者としての義務はオーナーの義務となります。
さてここまで見てきたように「売り上げ」から「売上原価」を引きました。
これでようやく「粗利」が出ます。
この粗利にロイヤリティがかけられます。
そこから経費を差し引きます。
計算の結果、ここのオーナーさんに残った金額は77万円となりました。
売り上げに対して3.8%です。
これが1ヵ月2000万円を売り上げたお店のオーナーさんに残る金額です。
77万円しか!と思うのか?
77万円も!と思うのか?
さあ、このオーナーさんの77 万円はどのように使われていくのでしょうか。
まだまだ安心はできません😮💨
次回、突っ込んでみてみましょう。
つづく