hayatouriの日記

はやとうり の独り言

「内開き」と「外開き」  その1

 

とかく、日本と海外の比較されるものに「左右の違い」「引くと押す」の違いなどがありますね。

 

車のハンドルの位置は典型的です。

 

世界の国々で自動車が車線のどちらを走るかが違うため、左ハンドル車と右ハンドル車が存在しています。

 

左側通行の場合は右ハンドル車の方がすれ違いや右折時に視界を広く確保できて安全に走行可能です。

 

右側通行と左ハンドルでも同じことが言えます。

 

話は変わりますが、私も時々利用する「代行運転」。

 

運転手さんに聞くのですが、しばしば外車の運転を頼まれることもあるそうです。

 

すべての計器などが反対だそうで、ずいぶん苦労されることもあるようです。

 

仕事とはいえ大変だと思いますよ。


さて話は戻りますが、日本やイギリス、オーストラリアなど約76の国と地域が右ハンドルで左側通行。

 

そして、ドイツやアメリカをはじめ世界の約163の国と地域が左ハンドルで右側通行です。

 

なお、日本で売られている輸入車は、左ハンドルの国のメーカーであっても、ハンドル取り付け位置の左右を選べるものもあります。

 

ハンドルの位置を変えるためには、車体の様々な部品の配置の変更が必要です。

 

昔と違って車の製造技術が向上し、ハンドル位置も取り替えることができるようになってきたためです。

 

「引くと押す」の典型なのはノコギリやカンナです。

 

杉などのやわらかい木材を加工することが多い日本のようなところでは「引くと切れる鋸」が使われるようです。

 

あまり力を使わないので刃も薄くすることが出来て細かい作業が可能です。

 

一方、刃の切れ味とある程度のコツが必要となってきます。

 

逆に「押すと切れる鋸」は堅い木を切る時の強い力を受けるために刃が厚いです。

 

「引く」=「日本」、「押す」=「西洋」の違いについては「引いて切る刀」と「突いて刺す剣」からという説もあります。

 

トルコ、イラン、イラク、ネパールも日本と同じく引く鋸らしいです。

 

家の建て方もいろいろ違いがありますね。

 

映画やドラマなどでアメリカやヨーロッパの玄関や出入り口のドアが内開きなのを不思議に思ったことがある人もいるのではないでしょうか?

 

欧米では内開きが一般的なようですが日本の玄関の扉は外開きがほとんどです。

 

外開きでも、内開きでも、どちらでも良さそうなものですがちゃんとした理由があるのでしょうか?

 

今回は、日本の玄関や出入り口のドアがなぜ「外開き」なのか、また「内開き」との違いについて調べてみました。

 

 

つづく