昨日、X(旧Twitter)を見ておりますと、東京の谷川智之医師から切実な訴えが書かれておりましたのでご紹介したいと思いますし、ぜひご一読いただきたいと思います。
コロナの第9波は、すでに医療現場に重大な医療崩壊を招くところまで来ています。
以下引用となります。
・・・・・・・・・
東京近郊の地域中核病院の救急外来
コロナ罹患後の高度脱水・腎前性腎不全の高齢者、熱中症・横紋筋融解症・腎前性腎不全の工事現場で働く若者、コロナ+大腿骨頚部骨折の高齢者、肺炎など細菌感染症の高齢者など、救急搬送が続きました。
一番重症だった方は、心肺停止で運ばれてきた肺塞栓症の方。
さらに、自力で歩いてこられた低酸素血症の方も肺塞栓症でした。
“暑さ”に関連して体調を崩す方が目立ちました。
発熱外来も少し手伝いましたが、咽頭痛や咳など気道症状がある方は、ほぼコロナでした。熱はある方もない方も…
医師は、若手医師、後期研修医、初期研修医と私。
時間帯によって3〜4人で対応していましたが、それでも手が足りず、一時的に応援にきてもらいました。
看護師さんもやはり応援を依頼。
コロナの感染で病院全体が人手不足の中でしたが、他の部署から短時間応援を受けました。
医療現場は、毎日、綱渡りの状態が続いています。
救急隊の方も、相当疲れておられるようで心配です。
そして何より、いま事故にあったり、重い病気になるのは危険だなと感じます。
コロナ病床も、いっぱいです。
そこで、皆さんにお願いです。
いつも以上に健康管理に気をつけてください。
繰り返しますが、いま猛威を振るっているのは、コロナと熱中症です。
個人ができる対策は、マスク、手洗い、換気、エアコン使用、水分摂取など…
体調が悪い方は、ギリギリまで我慢せず、早めに受診してください。自転車に乗る方はヘルメットを!
ともに、危機を乗り越えましょう!