アメリカの医療保険制度については、とにかく費用がかかることて有名ですが、実際どのようなシステムになっているのか調べてみました。
先日、マイケル・ムーア監督が作り上げた『シッコ』という映画を観ました。
もう16年前の映画になりますが今も現実は変わっていません。
英語表記するとSiCKOとなりまして、病気のことになります。
ちなみに、ビデオの帯にはこのように書かれております。
「超大国なのに、保険充実度はなんと先進国中最下位のアメリカ!!
先進国で唯一、国民健康保険が存在しないアメリカでは、国民の6人に1人が無保険!
毎年1.8 万人が医療費を払えないために治療を受けられずに死んでいく!
しかし、「シッコ」は保険に入っている人々についての映画である。
え?なら何の問題があるの?それはアメリカの医療保険システム!
この問題のシステムより、人々は高い保険料を払っていても、一度、大病を患えば治療費が支払えずに病死か倒産を迎えるしかないのだ!
「こんな医療制度はビョーキ(Sicko)だ!!」
マイケルムーアが吠えると、医療業界は、たちまち厳戒態勢に!!
直ちに「マイケル・ムーア対策マニュアル」を作成?!
全国の使者に箝口令を発令!」
とあります。
映画の中身は、DVDを見ていただきたいのですが、日本では想像もつかないような医療費問題が起こっているのは確かです。
アメリカの人たちは国内にいるので、海外の医療保険制度については、あまり関心がないようです(というか、最初から皆保険制度がないので、想像もつかないのでしょう)。
アメリカから日本にやってきて帰化した私の知人は「国民皆保険制度があることが1つの大きな魅力だった」と話します。
実際、旅行や留学先として人気のアメリカです。
日本人の留学生の滞在者数は世界一となっています。
自由の国で世界でも最高のエンターテイメントが楽しめたり、広大で美しく独特の自然に歴史や原住民など、見所も満載です。
憧れの国としている方も多いのではないでしょうか。
ところがこれからブログで報告させていただくような、アメリカという国の持っている「負の側面」も十分に理解して渡米することをお勧めします。
まずアメリカで病気になったらどうするのか?
くれぐれもその時のことを考えて計画を立てていく必要があります。
次回から具体的なアメリカの医療保険、事情について調べていきたいと思います。
つづく