hayatouriの日記

はやとうり の独り言

アメリカの医療保険制度 その7

昨日の続きです。

 

日本の海外旅行保険について調べています。

 

日本の海外旅行保険はキャッシュレスサービスがあります。

 

このサービスが利用できる病院であれば、治療費を病院に払わずに治療を行うことができます。

 

このキャッシュレスサービスも海外旅行保険のメリットの1つです。

 

また、治療関連以外の補償項目についても、自己負担額を設定しているケースはほとんどありません。

 

1点だけ気を付けておくべき項目は「携行品損害」「生活用動産」です。

 

この2つの補償項目については、自己負担額を設定している海外旅行保険もありますので、加入する際は十分に確認が必要とのことです。

 

果たしてアメリカの医療費はどの程度高いのでしょうか?

 

虫垂炎(盲腸)の治療費の先進国比較は以下となります。

 

首位のアメリカと2位のイギリスの差分は約3倍あり、圧倒的にアメリカの医療費が高いということがわかります。

 

順位 国 治療費用


1 アメリカ(ホノルル) 3,000,000円


2 イギリス(ロンドン) 945,000円~1,350,000円


3 5シンガポール 1,110,500円~1,676,600円


4 中国(北京) 77,800~1,556,000円


5 フランス(パリ) 1,089,200円


6 カナダ(バンクーバー) 812,500円


7 オーストラリア(ゴールドコースト) 800,000円


8 インドネシア(バリ) 710,000円


9 韓国(ソウル) 517,600円~611,700円


10 日本(東京) 600,000万円


では、なぜこんなにアメリカの医療費が高いのでしょうか?

 

アメリカのNo Labelsという政治組織が発表した記事があります。

 

アメリカのヘルスケアが非常に高い4つの事実という記事では、以下のように分析されています。

 

◎医療システムの管理費が高い(医療技術の高さ、ヘルスケアシステムの複雑さに起因。MRI台数は人口当たりフランスの4倍ある)


◎保険会社などに支払われる月額医療保険料が値上がりし続けている


◎超高額な薬が多い(化学療法薬はヨーロッパの約9倍、インスリンはカナダの約7倍)


◎診断ツールと手術費用も高い(MRI費用はスイスの約2倍、出産費用はドイツの約5倍)


このように、アメリカの医療費は複雑な要因で絡まり、値下がりの傾向は見いだすことができません。

 

次回は、実際の治療で支払われたアメリカの医療費について調べてみたいと思います。

 

つづく