hayatouriの日記

はやとうり の独り言

2023-01-01から1年間の記事一覧

物価高と私たちの生活 その2

昨日の続きです。 皆さんは、財務省が金科玉条のごとく掲げている1つの方針をご存知でしょうか。 それは「1円でも多く増税し、1円でも歳出をカットする」という「財政緊縮路線」です。 財務省は1990年代以降、一貫して財政緊縮路線を取り続けています。 その…

物価高と私たちの生活  その1

私の治療院にお越しになる方々と最近話題になるものは、なんと言っても「物価高」です。 先日東京のニュースを見ていると、大きなトマト1つが200円となっていました。 ガソリンの値段は相変わらず高止まり。 食料品の値段もどんどん上がっていっています。 …

アメリカの医療保険制度 その8

昨日の続きです。 アメリカで過去に発生した海外旅行保険金請求事例を見てみましょう。 恐ろしい現実が垣間見えます。 日本であればそれほど負担ではない事態もアメリカではとても高く、特に2000万円を超える支払い保険金もあります。 最も保険金請求額が高…

アメリカの医療保険制度 その7

昨日の続きです。 日本の海外旅行保険について調べています。 日本の海外旅行保険はキャッシュレスサービスがあります。 このサービスが利用できる病院であれば、治療費を病院に払わずに治療を行うことができます。 このキャッシュレスサービスも海外旅行保…

アメリカの医療保険制度 その6

昨日の続きです。 なかなか難解なアメリカの医療保険制度が見えてきたと思います。 次に自己負担割合について調べてみたいと思います。 自己負担割合(Co-insurance) 免責金額(Deductible)の支払いが終わったのち、残りの医療費のある一定の割合を自己負…

アメリカの医療保険制度 その5

前回の続きです。 今回は自己負担金を見ていきます。 自己負担金(Co-payment・Co-pay) Co-paymentもしくはCo-payは医療サービスを受ける度に医療機関に支払う負担金のことです。 日本の健康保険制度には馴染みがない負担金です。 一般的には、受診の際に医…

アメリカの医療保険制度 その4

ここ2日ほどちょっとある所へ出かけておりましてブログ更新できませんでした。 そのある所につきましては、また機会があればブログでご紹介したいと思います。 ちょっと意外なところですよ! さて、アメリカの医療制度に戻ってみたいと思います。 アメリカに…

アメリカの医療保険制度  その3

昨日の続きです。 アメリカでは所得格差が激しい現在、民間の保険料の支払いができないことを理由に約15%の方が無保険状態と言われています。 そして、怪我や病気をした際の医療費が高すぎて「医療費のせいで破産をする」という人が後を絶ちません。 アメリ…

アメリカの医療保険制度 その2

昨日の続きです。 アメリカの医療費が高い要因は、製薬会社の薬代の高さやシステムの複雑さなどがあります。 要因が多岐にわたるためすぐに医療費が安くなることは考えられません。 実際に日本人がアメリカに渡航する際も、数千万円代の保険金請求が多数して…

アメリカの医療保険制度 その1

アメリカの医療保険制度については、とにかく費用がかかることて有名ですが、実際どのようなシステムになっているのか調べてみました。 先日、マイケル・ムーア監督が作り上げた『シッコ』という映画を観ました。 もう16年前の映画になりますが今も現実は…

訪問介護事業所が減っている! その3

昨日の続きです。 訪問介護事業所が減っています。 肝心の介護の担い手についてはどうでしょうか? 公的な性格を持つ社協が事業をやめると、採算面などで民間が受けたがらない利用者にサービスが行き届かなくなる恐れが出てきます。 民間事業者が町から撤退…

訪問介護事業所が減っている! その2

前回の続きです。 社会福祉協議会としてどのくらい訪問介護事業所が減ったのでしょうか? 5年間に少なくとも218カ所が廃止や休止となっていたことが明らかになりました。 新設分を差し引いた減少数は203カ所。 2018年には全国で1505カ所あり…

訪問介護事業所が減っている! その1

大変なニュースが流れてきました。 なんと、訪問介護事業所が減っているのです。 「年を取って介護が必要な状態になっても自宅で暮らしたい」と思った場合、頼りになるのが介護保険の訪問介護です。 既に皆さんもご存知の通り、というか実際利用されてる方も…

やっちまった!「捻挫」!

ちょうど9月20日、自宅の階段で足を滑らせて右足首の捻挫をやってしまいました。 その夜は多少痛いなと思いながら寝てしまったのですが、次の日になると階段を降りられない位の状態になっていました。 車には何とか乗れたので仕事場に着き、その日は何とか痛…

「千両みかん」の経済学 その4

前回の続きです。 ところで、冷凍設備がない時代にもかかわらず、どうしてみかん問屋は夏までみかんを取っておいたのでしょうか? 冬がシーズンのみかんは、いくら涼しい倉庫の中とはいえ、冷凍しなければほとんどが腐ってしまいます。 実際、みかん問屋は50…

「千両みかん」の経済学 その3

昨日の続きです。 「勝者の呪い」という格言があります。 ネットオークションでは、もっとも高い値段をつけた人がその品物を落札しているのですから転売しようとすれば、必ずそれより低い値段しかつかないはずです。 これが、オークションでいう「勝者の呪い…

「千両みかん」の経済学 その2

昨日の続きです。 まず価格と価値について考えてみましょう。 価格と価値は同じだと思っている人が結構多いと思います。 確かに、自分が持っているモノを転売しようとしたらいくらの価値があるかといえば、その価値に相当するのが価格ということになります。…

「千両みかん」の経済学 その1

難しいブログが続きましたので、話題をぐっと変えたいと思います。 私は落語を聴くのも見るのも好きなのですが、中には「う〜ん」と考えさせられるオチや「それはありえへんやろう」というのを無理矢理放り込んでくるオチもありますね。 今回は、落語の「千…

海洋放出が始まった「処理水」その7

昨日の続きです。 今回のブログでトリチウムについて調べてきました。 国や東京電力が盛んに「安心安全」だと訴えています。 しかし、実際はそうではないことが明らかになってきました。 最後に、医学・医療・保健・福祉・保育に携わる人たちで構成する「新…

海洋放出が始まった「処理水」その6

昨日の続きです。 もう少しトリチウム話が続きますので、お付き合い下さい。 福島原発から排出されるトリチウムの危険性がおわかりいただけたかと思いますが、今までの話は原則として無機のトリチウム水の扱いについてでした。 これが有機のトリチウム水とな…

海洋放出が始まった「処理水」その5

昨日の続きです。 もともと地球上にはトリチウムが存在しています。 しかし、それは宇宙線という宇宙に飛び交っている放射線から地球に生み出されてきたものてでした。 それを遥かに超える膨大なトリチウムを地球上にばらまいたのは、大気圏内核実験と言う核…

海洋放出が始まった「処理水」その4

昨日の続きです。 さて、ここで原点に戻ります。 そもそも、トリチウムを含んだ水は果たして安全なのかという問題です。 トリチウムとは、酸素の周りに水素とトリチウムがくっついた状態でいます。 科学的には「水」だと位置づけられています。 ですから、汚…

「海洋放出が始まった処理水」 その3

昨日の続きです。 昨日の話ですが、今韓国政府が「汚染水」という呼び方を変えようとの方針だそうです。 例えば「処理された汚染水」というような表現を考えているようですが、私は「それならば、汚染水じゃないのか?」という感想です。 さて、話をもとに戻…

海洋放出が始まった「処理水」 その2

昨日の続きです。 トリチウム以外の「核種」は力が弱いので、処理を考えなくても良いと言う立場に東京電力と政府は立っています。 ところが「処理水」については東京電力が資料公開しております。 アルプス処理施設出口における放射線核種の残留濃度というの…

海洋放出が始まった「処理水」 その1

昨日、海洋放出が始まった「処理水」の第一回目の放出が完了したとの報道がありました。 1回目が7800トン、次の2回目も7800トンだと言われています。 私は、正直この水は「処理水」と呼ばれている「汚染水」であると思っています。 もう一度福島県東京電力原…

「江戸の長屋」26 武士の刑罰編

昨日の続きですが、ちょっと最初に脱線します! 今、G20がインドで行われています。 G20サミット(「金融・世界経済に関する首脳会合」)とは、G7(フランス、アメリカ、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU)に加え、アルゼンチン、オーストラリア、…

「江戸の長屋」25 武士の刑罰編

前回の続きです。 赤穂藩主浅野長矩が吉良上野介に殿中で刃傷沙汰に及びました。 これはドラマや映画で皆さんもご存知かと思います。 切腹をするのが大名ならば「大名預け」となって、座敷で切腹することになります。 ところが浅野長矩は、陸奥一関藩主(むつ…

「江戸の長屋」24 武士の刑罰編

武士の刑罰編スタートです。 これまでは、庶民に関わる江戸の刑罰を見てきましたが、武士には、武士の刑罰がありました。 皆さんがすぐ思いつくものは「切腹」ではないでしょうか? でも、切腹は名誉な事だったのです。 それも後ほどご紹介したいと思います…

「江戸の長屋」23 刑罰編

昨日の続きです。 少し前のブログの中に死罪や獄門等の違いを紹介していますので、詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、そこに紹介していない死罪についてまとめたいと思います。 下手人とは? 下手人(解死人とも書かれる)は首を刎ねてその死体を取り…

「江戸の長屋」22 刑罰編

前回ちょっと横道にそれましたので、話をもとに戻します。 江戸の刑罰について調べていました。 江戸時代の主な罪状と刑罰ですが「性犯罪」まで来ていましたが、あと1つあります。 最後に強盗窃盗です。 これは盗んだ金額によって形の重さが違いました。 十…